滝沢秀明氏(42)が立ち上げたエンターテインメント会社「TOBE」といえば、Number_iを筆頭にその活躍は目覚ましく、世界を見据えた展開にも期待が寄せられているが、そのTOBEの元幹部が“ライバル会社”へ禁断移籍したことが業界内で物議を醸しているという――。

 滝沢氏は2023年3月にTOBEを設立。その後、三宅健(45)、平野紫耀(27)、神宮寺勇太(26)、岸優太(28)、IMP.(元IMPACTors)、元ジャニーズJr.大東立樹(19)、元Kis-My-Ft2北山宏光(38)が旧ジャニーズ事務所を退所して同社に合流。

 今年3月14日から17日にかけて、同社所属アーティストが集結したコンサート「to HEROes〜TOBE 1st Super Live〜」を東京ドームで開催し、4日間で22万人を動員。

 Number_iが、4月15日(日本時間)にアメリカ・カリフォルニア州で開催された世界最大級の野外音楽フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival」に出演したことも大きな話題を呼んだ。

※画像はTOBEの公式X『@tobeofficial_jp』より

「成長著しいTOBEですが、少し前に内部でちょっとしたことがあったんです。TOBEの広報の顔約な立場で滝沢氏の“右腕”として仕事をしていたA氏が、会社設立から1年も経たないうちに退社してしまったんです。

 A氏は過去、大手芸能プロダクションに勤め、そこから1社挟んで昨年夏頃にTOBEに入社。しかし、この春に同社を去ってしまったんです」(芸能プロ関係者)

 芸能プロダクションにとって、広報はある意味で社長に匹敵するほど重要な存在として知られる。会社の顔役を務め、マスコミ対応、CMクライアント、得意先とのやりとりといった重要な役割を担っている。

「社長の滝沢氏はとにかく頭の回転が速く、どんどんアイデアを出したり、新しいことにチャレンジしようという敏腕で意欲的な人。もちろんさまざま理由はあるのでしょうが、そんな滝沢氏のスピード感についていけなかったことが大きく、退社に至ったと聞こえてきています。

 広報役のA氏が辞めてしまったことは、人材不足が指摘されているTOBEにとってかなりの痛手だったはずです」(前同)