「やりたい放題だなこいつは。」

 兄からの愛情が込められたこの一言が、女優・伊藤沙莉(28)の躍進ぶりをなによりも物語っているかもしれない。

 2024年前期のNHK連続テレビ小説虎に翼』のヒロインに伊藤沙莉が決定したことが、2月22日に発表された。冒頭の言葉は、沙莉の兄であるお笑い芸人・オズワルドの伊藤俊介が妹の朝ドラヒロイン決定発表を引用リツイートしたものだ。

『虎に翼』は、日本初の女性弁護士の1人である三淵嘉子さんをモデルに、戦争ですべてを失いながら激動の昭和の時代を生きる女性法律家の姿を描いた作品。

 脚本は昨年2022年に同局で放送された、岸井ゆきの(31)と高橋一生(42)がW主演したドラマ『恋せぬふたり』で、向田邦子賞を受賞した脚本家・吉田恵里香氏(35)が担当する。

「伊藤さんの朝ドラへの出演は、2017年に放送された『ひよっこ』以来、今作で2回目の出演となります。

 そんな伊藤さんですが、公式発表の22日の10時より前、前日から《ドキドキ》とツイートし、発表3分前の9時57分には《ドッドッドッドッド》と、発表に緊張しているお茶目な姿を見せていました」(芸能誌記者)

 伊藤は公式発表後に、

《発表されました…!!!!! この度、私伊藤沙莉 2024年度前期連続テレビ小説 主演を務めさせていただくことになりました! 緊張しております! どうか、温かくお見守りください 宜しくお願い致します!!!》

 と緊張気味なコメントをツイートしていた。

※伊藤沙莉公式ツイッター「@SaiRi_iTo」より

 そんな伊藤に役者仲間からも祝福が相次ぎ、俳優のムロツヨシ(47)は《まじかっ!さいり、おめでとうっ 俺も出るわ 呼ばれなくても出るわ おめでとう、さいり》とツイートし祝福。

※ムロツヨシ公式ツイッター「@murotsuyoshi」より

 さらに広瀬アリス(28)や松本穂香(26)など、同年代の女優たちからも、相次いで祝福されていた。

※広瀬アリス公式ツイッター「@Alice1211_Mg」より

※松本穂香公式ツイッター「@matsuhonon」より