小池栄子(43)と仲野太賀(31)がダブル主演する連続ドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系/水曜よる10時)の第4話が、7月24日に放送される。17日放送の第3話は、平均世帯視聴率が6.4%(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)。初回の7.9%から0.8ポイント落とした第2話から、さらに0.7ポイント落としたが、この傾向はまだ続きそうだ。

 同ドラマは、“クドカン”こと宮藤官九郎(53)のオリジナル脚本で、新宿区歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」を舞台に、“命”の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメント。第3話は、ワケありな家出少女・マユを演じた、伊東蒼(18)が視聴者の間で話題になった。

 第3話は、院長・高峰啓介(柄本明/75)の弟であり不動産コンサルタント・啓三(生瀬勝久/63)が息子の享(仲野)と共に、「聖まごころ病院」で月曜日限定のビューティークリニックを開業。謎の美容系インフルエンサー、イ・オンナ(余貴美子/68)がSNSで呟いたことをきっかけに、クチコミが広まり、予約が殺到する。

 そんな中、「聖まごころ病院」で保護しているマユ(伊東)が万引きで捕まる。彼女はオーバードーズするための薬を盗んでいて、警察官・岡本勇太(濱田岳/36)はNPO法人「Not Alone」の南舞(橋本愛/28)に“大人が叱らないとまたやる”と忠告する。そこに、マユの母親・カヨ(臼田あさ美/39)がやって来るが……という展開。

 視聴者のX(旧ツイッター)上の反響は、《見ててツラいけどマユの伊東蒼さんが良かった。いろんなことに絶望して無気力な感じとか、平気な顔しながら怒りを溜めてる感じとか》《伊東蒼ちゃんの存在感、空気感、すばらしい》など、目立ったのは伊東蒼への称賛だった。