■チーズが絶品なモスバーガーの人気商品
南国感をウリにする2社に対し、独自路線を行くのはモスバーガーだ。
濃厚チーズが特徴的な『白いモスバーガー~クアトロチーズソース~』(520円)には、松原氏も太鼓判を押す。
「今年で発売3年目となる“白モス”ですが、今回は白いチーズソースを増量し、4種類のチーズを使用。さらに2種類のチーズパウダーも加わっています。チーズソースは熱すぎると溶けて、香りも飛んでしまいますが、この商品はそうならない絶妙な適温で提供されていて、チーズの豊かな風味を堪能できます」
加えて今年は、10日間で20万食も売れたという大人の飲み物、『まぜるシェイク 新生獺祭<ノンアルコール>』(420円~)が3年ぶりに復活。酒好きにはたまらないという。
「日本酒とシェイクの組み合わせが好評を博した商品です。ノンアルですが、香りがよく、酒好きにはぜひ飲んでほしい!」
KFC(ケンタッキーフライドチキン)の『チキン南蛮フィレバーガー』(540円)も、お試しの価値アリ。
「おなじみのフライドチキンを全粒粉バンズで挟んだ商品。甘酢ソースとすだち果汁のタルタルソースで味付けされていて、ボリュームもたっぷりです」
今年の夏は、ハンバーガーで南国気分を味わうのはいかがでしょうか。
松原好秀
国内唯一のハンバーガー探求家、評論家。2014年に『ザ・バーガーマップ東京』(幹書房)を出版。ウェブ・雑誌の連載の他、テレビ・ラジオの出演も多数。2017年夏には映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』の公開記念キャンペーンの企画協力も担当した。