■粗品の苦言に賛同する声は多い

 粗品は自身のYouTubeチャンネルで「1人賛否」という、旬な話題に対し正論を語ってから、その後「ただぁ!」というフレーズとともに過激なツッコミを入れる名物企画を行なっているのだが、7月25日にはジェシーの個人事務所「ZDN」の設立、29日にはジェシーの熱愛報道に「1人賛否」を投稿していた。

 個人事務所設立の際は、最初にジェシーの事務所設立を持ち上げてから「節税のために会社つくるなや」と落とす内容だったが、29日の投稿はジェシーを“フォロー”する内容だった。

 粗品はいわゆる「担降り」を表明するネットの声を取り上げてから「ファンかわいそやわ」と寄り添うかのように見せて、「ただぁ!」と前置きし、こう言い放った。

「ジェシーのファンってフリするな。ジェシーのファン、そんな心汚いやつおらんねん。(略)黙って離れろ。捨て台詞いらんダサいから。お前、ジェシーの何やねん」

 こうして強めの言葉でジェシーへの攻撃を批判し、「距離感間違えるなよ」と諫めたのだ。

※画像はジェシーの公式インスタグラム『@jesse_essej_0611』より

 そんな粗品の“否”発言に賛同する声は多く、

《ジェシーが悪者扱いされていてずっと辛かった。言いたいこと全部言ってくれてありがとう》
《ほんまそれ、ジェシーの悪口言うようなやつファンでもなんでもない》

 といったコメントがXには多く上がっている。

「ジェシーさん、旧ジャニーズのタレントは“アイドル”ですから、熱烈に応援するファンの存在はもちろん大切です。

 しかし、粗品さんはアイドルの熱愛報道が出るたびに一喝しているように、ファンはあくまでもファン。それ以上でもそれ以下でもなく、タレントの私生活をバッシングする権利はありませんよね。“推しの熱愛”は、アイドルとファンにとって永遠のテーマとも言える非常に悩ましい問題ですが、とにかくタレントを傷つけること、全く関係のない話題でも執拗に批判することは、誰も幸せにならない。

 今回のジェシーさんの炎上沙汰は、アイドルとファンの距離感の難しさを、あらためて痛感させられる出来事と言えそうですね……」(前出のワイドショー関係者)

 国を背負い、フランスの地で戦う親戚への応援コメントにまで批判がいく――つくづく、アイドルは大変だ。