■気になりすぎる天城・二宮和也の行動
X(旧ツイッター)上では、《ジュノの「邪魔です」いいね! やっぱ渡海イズム受け継いでる。ほんと世良先生どんどん成長していくな。渡海先生と天城先生に感化されてる?》などと、渡海の名セリフ「邪魔」を受け継いだ世良に大きな反響が。実はこの世良が、渡海とともに活躍するラストが予想できるようだ。
「第4話で、天城が海辺で倒れ込んだシーンから、彼はなんらかの病気を抱えている可能性があります。加えて、最新設備を備える新病院・スリジエハートセンターに執着を見せたり、世良に熱心に手術の指導をしていましたが、世良に自分の手術をさせようとしているのではないでしょうか」(ドラマライター/ヤマカワ)
視聴者もX上で、《スリジエハートセンターの完成予想図を世良先生に見せながら自分の理想を語る天城先生。「いずれ僕も死ぬ」は確かにそうだけど。そうなんだけど。なんだかまるで“死”を覚悟してるみたいだな》《天城先生は自分でしか治せない病気とか? だからあんなに世良に成長を促してる?》などと考察している。
世良に自身の手術を託すとは、なかなか熱い後半になりそうだが、そこに前シリーズの渡海も加わる可能性もあるようだ。
「天城と渡海がうり二つという設定は、原作にないドラマオリジナルです。また、序盤でやたらに渡海の名前を出し、その存在を印象づけようとしており、渡海の再登場は演出的にも十分に考えられます。世良が天城の手術に挑むも、やはりできなくて、そこに渡海があらわれて手術を担当する。そんなクライマックスがくれば、話題になるのは間違いないですね」(前同)
今シリーズは手術にまつわるエピソードが多く、前シリーズのようなヒリヒリする院内の権力抗争は少なめだ。そのためか、全体的に薄味の印象があったが、渡海の再登場となれば話が変わってくる。天城と渡海がうり二つのような、原作にない設定が今後も出てくることは十分にありそうで、中盤以降の展開に注目したい。