■二宮和也→ムロツヨシ“MCリレー”で視聴率急落

 二宮の初MC回となった2月4日の『だれかtoなかい』のコア視聴率は6.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)という超高視聴率を記録。二宮の最後の出演となった3月31日もコア4.3%と高かった。

「松本さんがいないことで“どうなるのか”という興味関心、SMAP×嵐という国民的グループのメンバー同士の共演ということもあって番組は注目を集めました。何より二宮さんの人気がすごいですからね。

 ところがムロさんに代わって視聴率が急落してしまったんです。ムロさんが悪いわけではないのでしょうが、二宮さんが卒業してしまったことで中居さんとの共演が見られなくなってしまい、番組を離れた視聴者も多かったようです」(前出の芸能プロ関係者)

※画像は二宮和也の公式X『@nino_honmono』より

 ムロに代わって約1か月後の5月19日のコア視聴率は1.8%と1%台を記録してしまった。直近の7月28日のコアも同じく1.8%だった。

「裏のNHKとテレビ東京ではパリ五輪の中継もありましたから、仕方がないとも言えるのですが、『行列のできる相談所』(日本テレビ系)はコア2.8%を取っています。“対『行列』”というところでも大きな差をつけられてしまったんです。

 そもそも松本さんが“出演できない”となった時点で、番組の存続は難しいとなっていましたからね……。加えて、最近の視聴率低迷も重なりフジの編成も『だれかtoなかい』を“厳しい”と見ているでしょうね。

 ただ、“二宮さんの復帰があれば……”という希望もあったが、その二宮さんが今まで以上に多忙を極めるということもあり、『だれかtoなかい』への復帰は難しくなってしまったと。それでここきて、“下手すれば年内いっぱいで……”など番組終了説もささやかれる事態になってきましたね……」(前同)

 二宮のカムバックが難しくなってしまった『だれかtoなかい』。歴史的な“SMAP共演”を実現させた番組は今、危機を迎えている――。