■「10年後は上田が日本中を仕切っている」島田紳助氏も太鼓判

 2021年9月の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)の最終回には相方の有田が最後のゲストとして出演。

 16年半にわたって同番組のMCを務めた上田について、「最終回だからぶっちゃけますけど、出てくるゲストのことなんて、何一つ知らないんだよ。今まで何人のゲストが来たか知らないけど9割くらいは知らない人だから」と指摘していた。

「ゲストが出てきてもその人のことを知らず、知らないまま強引にラストまでもっていくこともあるそうですよ。上田さんにはそれができるMCの腕前がある。地頭がいいのに加えて知識量も豊富。当然ながら芸人的な瞬発力も抜群で、ボケや例えツッコミもできる。

『Going!Sports&News』のMCや五輪のリポーターも長年担当していますし、スポーツ番組や、かっちりした番組にも対応できる。日テレが上田さんを頼りにするのも当然と言えば当然ですよね」(前出の制作会社関係者)

※画像は「日テレ系カラダWEEK」の公式X『@karada_week』より

 島田紳助氏(68)は芸能界引退前の2008年、『しゃべくり007』にゲスト出演したときに「最も人数の多い30代の芸人の中で上田は1番」と上田を絶賛し、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)でも「10年後は上田が日本中を仕切っている」とまで断言していた。

「守りの『24時間テレビ』になると見られているとはいえ、『24時間テレビ』の総合司会を務めるというのは“MC界のトップ”に立ったという証明でもありますよね。紳助氏の予言がまさに現実のものになったと。

 パリ五輪の中継で少々ケチがついてしまいましたが、“今年の『24時間テレビ』を任せられるのは上田さんしかいない”というのは前々から言われていたことですし、日テレ内の上田さんへの信頼感は全く揺らがない。『24時間テレビ』には逆風が吹き荒れていて、本番が始まっても厳しい意見が語られるでしょうが、上田さんならなんとかしてくれると、多くの番組関係者、そして日テレの上層部も期待を寄せているでしょうね」(前同)

“ミスター日テレ”と称されるくりぃむ上田は、その卓越したMC力で大逆風に吹かれている『24時間テレビ』を、軟着陸させることができるのだろうか――。