■KEIKOの変わらぬ想いとglobe復活へのハードル
2018年1月に引退会見を開いた小室は、KEIKOとの離婚について問われると「そのような考えはない」と話し、「(妻の)目を見てしっかり話したい」とコメントしていた。しかしその後、小室からKEIKOに接触することはなかった。
同年末頃、KEIKOは弁護士を立てて別居中の生活費を求める調停を申し立てた。当初、小室側が提示した生活費はわずか月8万円程度だったことも当時話題を呼んだ。最終的にKEIKO側の要求に近い額で決着したとされるが、その後、小室側が申し立てていた離婚調停が始まり、2021年2月に2人の離婚が成立した。
離婚成立後の2021年3月、小室との19年間の結婚生活について問われたKEIKOは「悪いことがとても多かったですが、いいこともありました」とコメント。不倫報道については「ショックが大きかったです」と当時の心境を吐露していた。
小室の会見で最も許せなかった点については「“不倫疑惑”に対して、あたかも、私の病状のせいであるかのような発言があまりにも多く、目と耳を疑いました」と赤裸々に語っていた。
前出の芸能プロ関係者が続ける。
「引退宣言をした小室さんですが、2019年に活動を再開。そして、つい先日の5月7日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にも、小室さんはTM NETWORKのひとりとして出演していましたが、小室さんもKEIKOさんもそれぞれ再スタートを切っていると言えますよね。
KEIKOさんはXのポストを見ても分かりますが、とても元気に見え、復活しているのは間違いない。そして彼女には、昔のように歌いたい、globeの活動もできることなら再開したいという変わらぬ想いがあるといいますね」
離婚が成立した際、KEIKOは《おかげさまで大きな後遺症もなく、元気に日常生活を送っております。今後も健康管理に気をつけながら、アーティストとしても皆様に恩返しができるよう、精一杯努力して参ります》と直筆コメントを発表していた。
「マークさんという心強い仲間がいますが、ただやはりglobeで活動するとなったら小室さんの存在が必要になってくる。しかし、小室さんの引退会見以降の2人は弁護士を通じてやりとりする関係になっているそうですから、現実的には一緒に活動をしていくというのは難しいと見られています。
それでも離婚から3年が経ち、KEIKOさんの気持ちも、当時に比べたら軟化しているのかもしれません。ラジオ番組で自分から小室さんの名前を出したわけですからね。もちろんリップサービスだった可能性もあります……。現実的にはハードルはかなり高いでしょうが、globeが復活したら多くのファンが歓喜するのは間違いないでしょうね」(前同)
KEIKO、マーク、小室の再共演、そしてglobeの復活が実現する日は来るのだろうか――。
(2024年5月8日公開)