■暴言や誤爆が大問題化したタレントの末路

 誤爆、暴言で退場した芸能人――たとえば、フリーアナウンサーを経て現在はテレビ番組や広告代理業務を手掛ける長谷川豊氏(48)はよくブログが炎上することが有名だったが、2016年9月に「医者の言うことを何年も無視し続けて自業自得で人工透析になった患者」というタイトルの記事を掲載し、社会問題にまで発展。当時出演していた『ニュースリアルFRIDAY』(テレビ大阪)、『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)、『バラいろダンディ』(TOKYO MX)をすべて降板することになった。

 長谷川氏は同年10月にブログを更新し、問題になっても自分のブログなら自己責任で済むと考えていたことを明かし、《あまりに多くのPV(閲覧数)が来ることに、とても気持ちよくなっていたのだと思います》と、後悔の念をつづっている。

「フワちゃんと同じようにX上での“誤爆”が問題になった女性タレントでは、20年にSKE48の元メンバー・都築里佳さん(28)の投稿が問題になったことがありました。これも“裏アカウント”で投稿したつもりの内容だったんだろう、と当時話題になりましたね」(前出のワイドショー関係者)

※画像は都築里佳のSKE48時代の公式X『@piyosuuuuu』より 

 都築は20年4月21日夜、姉妹グループであるHKT48全体の容姿を批判する投稿をし、問題となった。すぐに削除して《HKT48関係者、及びにファンの皆様へご迷惑お掛けしましたこと、嫌な思いをさせてしまったことをお詫び申し上げます》と謝罪したが、翌22日に厳重注意とSNSアカウントの無期限停止処分を行なったことをSKE運営が発表。SKE48支配人兼キャプテンの斉藤真木子(30)もXで謝罪していた。

 なお、HKTサイドは騒動に対して《姉妹グループとして笑顔でやっていきます!》とスポーツ紙の取材にわだかまりを感じさせないコメントをしていた。

「フワちゃんほどの大騒動にはならず沈静化も早かったですが、好感度が急落したのは否めない。都築さんは騒動後もグループ活動を3年間続けましたが、個人としてブレイクすることはなく、23年3月末でSKE48を卒業。同年8月からは名古屋のローカルタレントとして活動しています。

 長谷川氏もそうですが、あまりにも最低すぎる暴言は、言い訳があったとしても、信頼の回復は不可能ということでしょう。ましてやフワちゃんは、SNSやYouTubeからブレイクしてきたタレントですから、SNSから距離を置いても再起というのも難しい。

 フワちゃんはこれまでも態度の悪さが物議を醸してきましたが、今回の件がトドメとなってテレビから姿を消してしまう可能性は十二分にありそうです」(前同)

 お騒がせキャラとして人気を博してきたフワちゃんだが、今回限りは「アウト」の気配だ。