お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(59)が、フジテレビの朝の情報・ワイドショー番組『ワイドナショー』から3月をもって降板することが明らかになった。第一報は2月23日配信の『FRIDAYデジタル』。25日未明配信のスポーツ報知の記事でも降板を断言している。
『ワイドナショー』は2013年10月に「普段スクープされる側の芸能人が、個人の見解を話しに集まるワイドショー」というコンセプトで、火曜午前0時35分からの深夜番組としてスタート。
2014年4月からは日曜朝に移動し、現在は毎週日曜午前10時から11時15分の75分番組として放送されている。
2月24日に定例会見を行なったフジテレビの大多亮専務取締役は、松本の降板について「すいません、今ここでお答えするものがございません。ご容赦ください」とコメントした。
「報道通り、松本さんの降板は決定しています。ただ、松本さんが出ないとなると番組の継続は難しいでしょう。もともと『ワイドナショー』のコンセプトは松本さんが提案した、番組自体が松本さんの企画だといいますからね。
その『ワイドナショー』からご本人が降りるわけですから、番組関係者の間でも“もう終わるしかないよね”となっているといいます」(民放キー局関係者)
■視聴者が求めているのは「松本人志が何を言うか」
『ワイドナショー』はそもそも「松本人志が何を言うか」に多くの視聴者が注目をし、視聴するという番組で人気を博してきた。ところが、2022年4月から松本の出演は隔週となり、松本不在の週はロンドンブーツ1号2号の田村淳(49)がコメンテーターを担当するように。
これは、松本が2019年11月より3代目局長を務めている『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)の収録スケジュールとの兼ね合いだとされる。
これまで『ワイドナショー』は金曜収録の翌週は土曜収録、そしてまた次は金曜と、金・土・金・土の順番で収録が行なわれてきたという。それが、2022年4月以降はすべて金曜収録に変更になったようだ。同じく『ナイトスクープ』の収録も隔週金曜。そのため2本撮りできない『ワイドナショー』には隔週で出演する、ということで落ち着いたと言われている。