■言及したら炎上……「触らぬ神に祟りなし」状態に

 落語立川流の人気落語家の立川志らく(60)は8月10日に自身のXを更新し、長文でフワちゃんにエールを送った。

 2021年まで志らくがMCを務めていた情報番組『グッとラック!』(TBS系)に、フワちゃんはレギュラーコメンテーターとして出演していた。そのときのことを振り返りつつ、フワちゃんが今回の騒動について《馬鹿のことをしてしまいました、すみませんと謝ってきた》と反省していたと明かした。

 その後、《だね、嫌なのがここぞとばかり彼女のこれまでの非礼を取り上げてフワちゃん叩きを発信するタレントやコメンテーター連中。普段から言えよ。卑怯者。まさに水に落ちた犬を叩く》と、フワちゃんを批判する声への批判を展開した。

※画像は立川志らくの公式X『@shiraku666』より

 このポストに対し、

《なぜ加害者が被害者になってるのです?? そういうところが良くない。全く良くない。本人の為にもならない》
《まるでフワちゃんが被害者であるかのような口ぶりですね。今になって言うのは卑怯と仰いますけど、皆さんが大人になって、彼女の傍若無人な振る舞いに対して我慢していたのでは?》
《悪いことは悪いと、あんたらが教えてあげないから、増長してこういう結果になったんちゃうの?》

 と疑問を呈する声や反論が多数寄せられた。

「現在、志らくさんが近況を報告する、フワちゃんとはまったく関係のないインスタ投稿のコメント欄にも批判が寄せられてしまうという、まさに異常な事態になっていますね」(前出のワイドショー関係者)

 8月12日放送の『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(CBCテレビ・TBS系)に出演した元宮崎県知事の東国原英夫氏(66)は「フワちゃんという方は、匿名でも、裏アカでもない。自分の名前、存在をさらして言った。それに対して相手は1人。ご本人に会って、謝罪して、納得してもらって……それで僕はいいんじゃないかなって。被害者が“侮辱罪だ、損害賠償だ”とか発展しないのであれば、ここは許すべきかと」と持論を展開した。

「東国原さんのコメントに対しても《東国原は自分が炎上したからフワちゃんを庇ってるのか?》といった意見が寄せられてしまいましたね。

 フワちゃんを擁護するような意見はもちろん、中立的な立場での意見ですら叩かれてしまうような異常とも言える騒動に発展してしまった。多くは“いじめっ子を許すのか”的な論調に対する批判ではあるのですが……。

 ただ、フワちゃんと近しい関係のタレントであろうと大御所であろうと、触れたら炎上してしまう。結果、炎上を鎮火させるために何も言わない、指原さんのようにスルーするタレントが多いんでしょう。絡むと自らも痛手を負う、まさに“触らぬ神に祟りなし”といった状況ですね。

 騒動から10日以上が経過しましたが、今もまだ火は消えていない。8月18日の『行列』の予告動画にもフワちゃんは映り込んでいて、放送でも多少は姿が流れるのでしょうし、9月7日にはフワちゃんも出演する『有吉の夏休み2024』(フジテレビ系)の放送も控えていますから、この騒動が完全に収束するのはまだ先になるのかもしれませんね」(前同)

 ここまで燃え、そして消えない芸能人の騒動は、近年そう多くはないだろう……。