8月11日に閉幕したパリ五輪。出場選手たちはテレビ番組への出演や故郷での凱旋パレードなど活発に活動している。当然ながら日本代表のメダリストが注目を集めているなかで、日本育ちでカナダ代表の出口クリスタ選手(28)も話題沸騰となっていて――。

「クリスタ選手は父親がカナダ出身ですが、生まれたのは長野県塩尻市。現在も母校・山梨学院大学がある山梨県を拠点にしています。

 そんなクリスタ選手は2017年にカナダ国籍を選択し、今回のパリ五輪の女子57キロ級に出場。見事金メダルを勝ち取りました。そして、8月13日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)では日本代表選手が数多く出演するなか、クリスタ選手も登場し、注目を集めました」(女性誌編集者)

※画像は『ジャンクSPORTS』の公式X『@Junk_fujitv』より

 日本代表選手たちは白ジャケット姿だったが、クリスタ選手はカナダの赤いユニホーム姿で登場。陽気なイメージのある柔道のウルフ・アロン選手(28)に対して、「私を避けている。目を合わせてくれないんです」と、実はウルフ選手が裏では無口なことや「ウルフの歴代の彼女って結構しっかりしてる人で……」といった暴露エピソードで爆笑を誘うなど、軽快なトークを展開。

 また、クリスタ選手は長野県塩尻市出身者初の金メダリストであり「過去に明治生まれの人しかなってない名誉市民になれるかも!」と期待していることを告白。番組が市役所に問い合わせ「今のところ議題にすら上がっていないようで、お伝えできることはございません」という回答を紹介した際も、「これで(議題に)上がると思います。で、明日パレードがあるので」と前向きにコメントしていた。

「クリスタ選手は、生放送だった『ジャンクSPORTS』翌日の13日に塩尻市で凱旋パレードを行ないました。妹で52キロ級選手の出口ケリー選手(25)と2人で表敬訪問した市役所前は、大勢の市民が詰めかけて大盛況でしたね。そして、『ジャンクSPORTS』がキッカケなのか、本当に名誉市民の話が話題に上がったんです」(前同)

 塩尻市の百瀬敬市長は、市役所を訪れたクリスタ選手に「ひとつお願いがございます」と言い、「金メダル獲得いただいて、ぜひ塩尻の名誉市民になっていただけないかと思っております。いかがでしょうか」と打診。クリスタ選手は「謹んで頂戴いたします」と返答している。