■水卜麻美アナの“涙の謝罪”で『24時間テレビ』にさらなる逆風

『ZIP!』出演時、水卜アナが目に涙を浮かべて謝罪したこともあり、

《一介の女子アナに謝罪させて終わらせるつもり? 水卜アナが涙を流してまで謝罪する事では無いだろ? 今回の件に関係した経営陣全てが表に出て誠心誠意謝罪するべきだろ》
《とりあえず社長がでてくるか、番組辞めるかしかないですね》

 など、『24時間テレビ』と日本テレビ上層部への批判が殺到してしまう事態となった。

「局を代表して謝罪させられて“可哀相だ”という声もありましたが、水卜アナが涙を流したのは、彼女自身が『24時間テレビ』を本当に大切に思っていて、自分にとって一番重要な仕事だと考えているからだと言われていますね。

 もちろん局員の業務として謝罪と説明を行なったわけですが、“上から言わされた”というわけではなく、視聴者がせっかく寄付してくれた募金を日テレ関係者が着服していたことに対する悔しさ、番組を汚されたという思いが彼女の中にはあり、そういった気持ちも相まって涙がこみ上げてきたと見られています。水卜アナのあの涙には周囲のスタッフも驚いたそうですからね」(前出の制作会社関係者)

 水卜アナは11年連続で『24時間テレビ』の総合司会を担当しているほか、2019年にはチャリティーランナーも務め上げた。長年携わってきた番組ということもあり、自然と思い入れも強くなっていったのだろう。

※画像は『24時間テレビ』の公式X『@24hourTV』より

 今年の『24時間テレビ』では水卜アナの“移動距離”にも注目が集まった。水卜アナは番組オープニングの8月31日午後6時30分には東京・両国国技館で挨拶し、午後8時過ぎにスタジオを離れて石川県へと向かった。

 そして、翌9月1日朝に石川県七尾市の能登食祭市場から「朝から笑点メンバーin 能登」に登場し、午後1時40分頃に再び両国国技館に姿を見せるという展開となった。

「本番中の決して楽ではない長距離移動ですからね。水卜アナ自身が『24時間テレビ』の重要なコンテンツであって、彼女自身の懸ける思いも伝わってきますよね」(前同)