新宿駅はJRや私鉄など多くの路線が乗り入れ、国内有数の主要ターミナルとして知られる。新宿駅はここ数年、常に改修工事が進められており、東京都が2021年に発表した新宿駅の整備事業の施行期間は2047年3月31日まで続く予定だといい、あと20年あまり工事が続く計算だという。新宿以外にも多くのターミナル駅をいくつも抱えるJR山手線は、東京の交通の根幹。新宿以外の駅や駅周辺もここ数年で大きく変化している。そこで今回は20~50代の都内在住の男女100人に「最近の変化に驚いた山手線の駅」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第3位(9.0%)は、東京駅、池袋駅が同率で選ばれた。

 東京駅は、新幹線の発着などまさに交通の玄関口。駅構内には大規模な商業施設もあり、東京土産だけでなく、全国各地の駅弁から名産品、グルメが集まっている。昨年3月には東京駅前に複合施設「東京ミッドタウン八重洲」もグランドオープン。地下1~3階の商業ゾーンには57のブランドや飲食店が並び、東京駅直結とアクセスも良好で、仕事帰りや電車の乗り換え時間の間にショッピングが楽しめる。

「新しくオシャレなビルが立ち並び、街並みがきれいになった」(36歳/女性/事務職)

「駅や周辺に新しい建物が増えたと思う」(42歳/女性)

「駅もきれいになったし、外国人が多くなった」(24歳/男性/パート・アルバイト)

「前よりさらに店が増えたと思う」(33歳/女性/専門職)

「東京ミッドタウン八重洲ができた」(50歳/男性/事務職)

 池袋駅はJR以外に、私鉄や地下鉄も乗り入れるターミナル駅で地価の連絡通路が複雑なことで知られる。東口のそごう・西武は今年から本格的な改装工事が始まり、2025年に全面リニューアルされる。さらに西口も再開発計画が進行中で、今後さらなる変化がありそうだ。

「新しい商業ビルが増えた」(44歳/女性/主婦)

「いろんなお店が増えていた」(31歳/男性/総務・人事・事務)

「西武線の周りがきれいになっていた」(44歳/女性/自営業)

「西武百貨店がリニューアルオープンする」(28歳/女性/コンピュータ関連技術職)

「再開発が進んでいるから」(34歳/男性/総務・人事・事務)