■“昆虫食で食育を学べる”と真摯に語ったことも
来るべき食糧難から注目されている昆虫食について、井上は『毎日新聞』で熱弁。
自宅ではコオロギやカイコ、マダガスカルゴキブリなどをそれぞれ40匹以上飼育していること、エサによって虫の味も変わってくることなどを解説している。
また、昆虫食はビジュアル面でハードルが高い件について、
《それだけ生きていたころを連想させる食材なら、食育に活用できるのではと私は思います。ウシやブタを家で育てることはできませんが、昆虫なら育てられます。その昆虫を食べることで、命をもらって生きていることを感じることもできます》
と、逆説的に食育に役立つと提唱したりと、その熱量は本物だ。
「心無いツイッターユーザーからは“誰からお金を積まれてるの?”といった声もありますが、井上さんの昆虫食にかける情熱に嘘はないでしょうし、今後の社会を考えると昆虫食に関心を持ついい機会でもある。
ただ、どうしてもビジュアルがビジュアルですからね……写真が強烈なのは事実だし、モザイク処理や“センシティブな内容”として簡単に閲覧できないようにする配慮もなかったですよね。井上さんはそもそも、そんなことをする必要がないと思っているのでしょうが……。
それだけに、彼女がアップした“虫寿司”には、批判の声が多く上がる事態となってしまったのでしょうね」(前出の女性誌編集者)
思わぬ形で再注目されてしまった井上のツイート。昆虫食の浸透は、まだ少し先になりそうだ――。