東京都の中心部を一周するJR山手線には30の駅があり、主要ターミナル駅同士を結ぶ、都内交通のかなめだ。山手線の駅周辺は、再開発が続いており、2020年には原宿駅の駅舎が木造からガラス張りの新駅舎にリニューアルするなど、変化に目を見張る。そこで今回は20~50代の都内在住の男女100人に「最近の変化に驚いた山手線の駅」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第9位は、田端駅、西日暮里駅が同率でランクイン。

 田端駅は、山手線では最北の駅で、京浜東北線も乗り入れている。駅ビル型商業施設「アトレヴィ田端」はあるが、他の駅の再開発が進む中、田端駅周辺は落ち着いた住宅街という雰囲気がある。

「最近きれいになっていた」(47歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「先日、久しぶりに利用したら新しい住宅が増えていたのでビックリした」(44歳/女性)

「駅前が賑やかだった」(37歳/男性/自営業)

西日暮里駅は、山手線では昭和時代に開業した唯一の駅で、京浜東北線や千代田線、日暮里舎人ライナーといった4路線が利用できる。また、周辺では2029年を目標に大型の商業施設やタワーマンションが誕生する再開発計画も進行中だ。

「駅の連絡通路が暗かったのに、近代化していた」(49歳/男性/広報・広告・デザイン)

「おしゃれなお店が増えた」(35歳/女性/営業・販売)

「乗り換えなどで混んでいるから」(33歳/女性/自営業)

 第8位(4.0%)は、原宿駅。

 原宿駅は、渋谷駅と新宿駅という大きなターミナル駅の間に位置し、昔から若者の街として知られる。流行のファッションやグルメが集結する竹下通りがあり、2020年に駅舎が木造からオシャレなガラス張りにリニューアルされ、変貌を遂げた。

「駅舎が近代化していて、私の知っている原宿がなくなってしまった感じ」(55歳/女性/主婦)

「さらにオシャレになった」(28歳/女性/会社経営・役員)

「古い感じの駅舎も好きだったが、新しくなってビックリした」(48歳/女性/パート・アルバイト)

「駅がきれいになっていて驚いた」(38歳/女性/主婦)