■X JAPAN『紅』もカバー

 旧ジャニーズ事務所所属時、手越はジャニーズJr.(現:ジュニア)のボイトレ指導を担当するなど、その歌声は長年、定評があった。

「2019年7月放送の音楽特番『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)でX JAPANの『紅』をカバーしたことが、賛否もありましたが、大きな話題も呼びましたね。

 そんな手越さんが今回はLUNA SEAの楽曲を音楽フェスで披露。しかも本家のSUGIZOさんの演奏ですからね。SUGIZOさんも歌手としての手越さんを認めているのではないでしょうか」(前出の女性誌ライター)

※画像はSUGIZOの公式X『@SUGIZOofficial』より

 ロックバンド・tricotの元ドラマーで、現在はSUGIZOや清春(55)のサポートドラムを務めるkomaki(38)は8日にXを更新。

《SUGIZO氏×手越祐也氏 のコラボで『I for You』をお届けしましたー!! LUNA SEA本家のギターと、手越さん凄すぎる歌唱力で耳の中が幸せでした》というコメントとともにステージ裏で笑顔を浮かべる手越とのツーショットをアップ。これに、

《今でも夢じゃなかったのかと思う。SUGIZOさんのギターで手越くんがI for Youを甘く切々と歌う。素晴らしかったです》
《凄くジーン…と来ましたヨ。どうも有難うございました…》

 などの声が寄せられた。

「komakiさんと写る手越さんは日焼けをしていて、どこか貫禄も感じさせましたね。手越さんは、6日に都内で開催された松崎しげるさん(74)主催の音楽フェス『黒フェス2024~白黒歌合戦~』にも出演していましたから、日焼けはその影響かもですね。

 そんな手越さんは2020年6月、旧ジャニーズ事務所を退所して以降は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)を卒業し、RKB毎日放送(福岡)などのローカル番組への出演が増え、キー局の番組で姿を見る機会が減ってしまいました。

 旧ジャニーズタレント、TOBE所属アーティスト、新しい地図などの活躍が目立つ一方で手越さんの存在感はやや薄れていたと言えそう。ただ、『TOMAKOMAI MIRAI FEST』や『黒フェス2024~白黒歌合戦~』などの音楽イベントへの出演、さらには、自身のYouTubeでも歌声を披露していて好評で、“本業”である歌手業があらためて注目を集めつつある。歌で再び大きな舞台に復活する可能性もあるのではないでしょうか」(前同)

 伝説的アーティストからもその歌唱力が認められていそうな手越――大型フェスや音楽番組で活躍する姿が見られる日も近いのかもしれない。