非日常が味わえる大人の遊び場、ホストクラブ。

「華やかなイメージの一方、悪質ホストクラブによる売掛金(ツケ払い)トラブルや犯罪事件などが報じられ、気軽には入りづらいという声もありましたね。昨年には国会で岸田文雄首相も取り締まり強化を宣言。

 それを受け、4月から歌舞伎町の主要ホストクラブでは売掛金が全面廃止されています。しっかりと気をつけて、正しく利用すれば、日頃のストレス発散にも効果的なのではないでしょうか」(女性誌記者)

 ポイントさえしっかりと押さえれば、普通のOLでもお得かつ健全に楽しめるものなのだという。

 前編の「店選び」編ではホストクラブ選びについて紹介したが、お目当ての店が決まったら、いよいよホストとご対面だ。 

「満足度を左右するだけに慎重に選びたいところだが、低料金でも満足いくサービスを受けたいなら、“ホスト選び”にもコツがあります」

 こう語るのは、ホスト業界にも携わった経験があり、現在は新宿界隈で占い師として活動、夜の街の事情にも精通するエス氏。

「一定レベルのサービスを期待するなら、“役職”についている人気ホストが良いと思います。かまってほしいなら幹部補佐か主任クラス。それ以上の役職の場合、初回指名は受けないと公言している場合もあります。というのも、役職づきのホストは新人教育を任されたり、高額な売り上げノルマを背負っていたりと、店舗にもよりますが、比較的忙しい場合も多いからです」(前同)

■「動画」でホストのリアルな雰囲気を掴む

 一方、900店舗を超えるホストクラブ、2万人以上のホストを掲載する、ホストクラブ紹介サイト『ホスホス』運営スタッフがオススメするのは、SNSで目当てのホストを探すこと。

 「最近では様々なSNSをやっているホストさんも多いので、この人に会ってみたいという目当ての方を探すのも一つの楽しみ方なのではないでしょうか。『ホスホス』では、【ホストCM】というショート動画をサイト内で配信しています。話している内容で性格やキャラがわかったりと、宣材写真よりも実際の雰囲気を掴みやすいのでオススメですよ」

 人気ホストに接客されたいという人は、

「『ホスホス』の“コンテンツ”には、各店舗のナンバー1ホストを掲載したページや、多くの人に検索されているホストが一目で分かる“アクセスランキング”があるので、売れっ子がすぐ探せます。また、業界を代表する人気ホストを撮影したグラビア(ゼングラ)や動画(CLM)も毎月更新していますので、こうした『ホスホス』名物コンテンツから好みの方を探すのも楽しいかと思います」(前同)

 とはいえ、目当てのホストが見つからなくてもご安心あれ。

「初回入店時は、内勤さんにどんなタイプが好みか聞かれることが多いので、“韓国アイドル系がいい”とか“しゃべれる人がいい”など、率直に希望を伝えるといいでしょう。最近は、ホストの好みを伝える“記入シート”がある店舗もあるそうです」(同)