■“きしかい”コンビのいざこざにファンはむしろ歓喜

 キンプリといえば、5月22日に平野、岸、神宮寺の3人が脱退および退所(岸のみ秋退所)し、高橋と永瀬廉(24)の2人組ユニットになる。

“5人のキンプリ”が残すところ84日しかないのにいざこざが起きてしまった――本来ならファンは悲しむだろうが、岸と高橋については事情が違っている。

《きしかいのかわいい不仲にも癒された》
《きしかいポワポワの世界作りがちなのに本人たちは「不仲なんで!」ってキャンキャン吠えてんのがかわいいんだよ》
《淋しいから自分にも手ぇ振ってほしかったのにフルシカトされちゃった岸くん可愛かわいそう(笑)ビジネス不仲バレるよ!》

 と、SNSには岸と高橋の“ビジネス不仲”を楽しむ声が非常に多く寄せられているのだ。

 ちなみに今回の『ZIP!』未公開シーン集でも“手を振る演出”を岸が提案した際に、「いいよ。さみしかった?」(高橋)、「さみしかった」(岸)と、とても不仲とは思えないやり取りも紹介されていた。

「岸さんと高橋さんは、“不仲設定”で通そうとしているものの実際は仲が良いことがファンの間でよく知られています。2022年9月1日放送の『VS魂』(フジテレビ系)で岸さんは、“ちょっと尖っていたい時期”“グループの中にそういうのがあったら、それもそれでいいのかなって”と、デビュー当時の心境を明かしていました」(前出の女性誌ライター)

 なお、2022年10月21日発売の『Myojo』(集英社)では《ビジネス不仲って言ってるくらいだから、本当に仲が悪いわけないよね(笑)》と、高橋が“ガチ不仲”については明確に否定している。

「デビューのタイミングで、岸さんと高橋さんには、キンプリが単なる“仲良しグループ”にならないように空気を引き締めたかった、といった思いもあったかもしれませんね。

 岸さんが脱退することで、この、本当はめちゃくちゃ仲が良い”ビジネス不仲”ももうすぐ見納め。それだけに、ファンも最新の“不仲シーン”が朝から見られて、嬉しかったでしょうね」(前同)

 最年長と末っ子の“きしかい”コンビ。3人の脱退まで残り3か月弱。最後の日まで、見ていて幸せな気持ちになれる“不仲”を続けて欲しいと願うファンも多いだろう――。