■田中樹と菊池風磨の固い絆

 X上では、《ラジオの出演が、京本大我を気づかうという名目のもと、自分の言葉で話せるメディアを持たない風磨に、自分の言葉で話す場を提供するという裏テーマだったら、それはもう、田中樹とスタッフの優しさに前が見えなくなっちゃうぜ…生放送万歳だよもう》など、菊池ファンからの感謝の声が多く寄せられていた。

「田中は《ラストチャンスだ、ヤバくな~い?》などと茶化して話していましたが、菊池にタイプロの話をさせるために呼んだのは間違いないでしょう。配信を見たファンは、栗田が参加していることや、あまりに準備不足だった候補生に批判の声が出るなど、X上で喧々諤々で、田中はそれらを収めるためにも、菊池が自分の言葉で語れる場を提供したのではないでしょうか」(芸能ライター・坂上五郎)

 田中と菊池は同期で仲が良いが、2015年から開催された菊池のソロコンサートに、田中がバックダンサーとして3年間立ち続けたり、ミュージカル『DREAM BOYS』で2度、共演するなど、それ以上の絆がある。菊池は「ラストチャンス」と言っていたが、これは本気の言葉だろう。田中は、そんな菊池の気持ちに応えたかったのかもしれない。

ジェシー(28)と森本慎太郎(27)の熱愛報道、さらに京本のソロプロジェクト・ART-PUTの始動と、SixTONES自体も揺れている中、京本の体調を考慮し、自ら菊池に電話して出演依頼。毎年、じゃんけんでリーダーを決める、ふざけ倒したグループですが、田中が圧倒的なリーダー力を持っているのは間違いないです」(前同)

 今年はグループ結成10年目、CDデビュー5年目を迎え、26年までを、“Team SixTONESを挙げてバイブスをブチアゲる2年間”として盛り上げようとしているSixTONES。そんな中のゴタゴタ続きに、ファンからは《なにが、周年イヤーだよこっちだけ盛り上げてて馬鹿みたいじゃん》などと批判の声が出ているが、田中がいれば安心だろう。