モデルでタレントの安西ひろこ(45)が24日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。自身の誹謗中傷に対する思いを語った。

 この日、8月に開設した『世界がやさしくなるかわいいの作り方』というYouTubeチャンネルで2本目の『【安西ひろこ、劣化!?】世の中生きづらいと感じる女性たちに伝えたい本音とは…!?』というタイトルの動画を公開した安西。ブランディングプロデューサー・竹下あやみ氏との対談形式で、自身への誹謗中傷についてコメントした。

 動画の最初で語ったのは、SNSについての率直な意見だ。《SNSがあるのはすごい便利だけど、ないのはないんで不便で、なんかその中間ってないのかな》というもの。そこには、自身の記事がネットニュースに載った際に受ける《劣化》などの、容姿に関するネガティブなコメントが理由なようだ。

 エスカレートする誹謗中傷の中には、本人の近影とグラドル時代の容姿を比較し、その変貌ぶりに《公開処刑ですよね?》と書かれることもあるそうだ。実は、このエピソードこそに彼女が不信感を抱く、SNSの闇が存在していると力説する。

 実は《小中高ずっといじめられてて》と切り出し、その原因が自身の舌足らずの話し方が理由だったと吐露した安西。そのトラウマをかかえつつも、SNS発信する中で《動いてるひろこちゃんが見たい 話してるひろこちゃんが見たい》というファンの声に一念発起した安西。

 そんな覚悟を決めた安西の配信はネットニュースで拡散されたものの、久々に公開した容姿に対して《加工がやばすぎて別人みたい》など、結局いじめの告白を誹謗中傷されることになってしまった。

 動画の中では明るく自身の思いを語る安西。“顔面激変”や“劣化”という書き込みには、加工アプリの使用を挙げ、《45歳で何も変わってなかったらロボットだよね》と外野の意見を一蹴する場面もあった。

「1996年にグラビアアイドルとしてデビューした安西さんですが、当時はギャルのカリスマとして人気を博していました。2001年にパニック障害と診断され、その後13年間にも及ぶ長期療養生活に入ります。

 2014年にようやく復帰しますが、彼女を戸惑わせたのがSNSの存在だったようです。自身の容姿にコンプレックスを抱いていた彼女ですが、復帰後もブログは続けるものの、そのキラキラとした世界にどこか窮屈さを感じていたのでしょう。

 そんな中、新たな取り組みとして始めたのがYouTubeです。今後、自身の気持ちがストレートに発信できるといいですね」(女性誌ライター)

 そんな安西に、ファンからは《すごいオーラがあって只者ではない》《過去の経験があって今の安西さんがいるんだと思います》《劣化ではなくよい歳の取り方をされている》などの声が寄せられた。

 SNSでの発信以外にも『安西ひろこと一緒に学ぶ 美と健康の美活サロン』という催しを定期的に開催している安西。毎回興味深いテーマで人気のサロンとなっているようだ。