■“舘様”がいま再注目される理由
そんな中、あるメンバーが再注目されているというーー
「SnowManのメンバーで、謎の貴族キャラが人気の、通称“舘様(だてさま)”こと宮舘涼太さん(29)です。宮舘さんは以前から、バラエティ能力の高さで知られています。
SnowManの冠番組である『それSnowManにやらせて下さい』(TBS系)の2月12日の放送では、メンバーの目黒蓮さん(26)と罰ゲームで二人羽織に挑戦。
目黒さんの後ろで宮舘さんが羽織をかぶり、ぐつぐつと煮立ったおでんを食べさせるというもの。そこでは、目黒さんが好物だという大根を口に運ぼうとしていましたが、唇に大根が直撃した目黒さんは熱さに悶絶。この目黒さんのリアクションの良さにスタジオは爆笑に包まれていました」(前同)
目黒が引き立つように、見えない所で必死に笑いをとるよう努力していた宮舘は、羽織の中から出てきた時には、目黒以上に汗をかいていた。
「この宮舘さんのアシストに、ファンからは
《めめより出てきた舘様のほうが暑そうなの笑ったw》
《1回目はめめがヤケドしないようにゆっくりやって、2回目は冷めたからテレビ用に急に口元に運ぶの、舘さまの気づかいとバラエティセンスがモロに表れてる》
《国宝級イケメンをヤケドさせないように、ふざけない優しさがあるな》
と、バラエティを意識した神業だ、と絶賛のコメントが続出していました」(前同)
■「ドキドキしてしまいました」歌舞伎ファンからも期待の声
実は宮舘の実力はバラエティだけではない。歌舞伎の舞台でも驚くべき演技を見せていたという。
「宮舘さんは、『滝沢歌舞伎』だけではなく、本物の歌舞伎の舞台にも立っています。今年1月6日〜27日、13代目・市川團十郎さん(11代目市川海老蔵・45)の主演舞台“初春歌舞伎公演 市川團十郎白猿襲名記念プログラム『SANEMORI』”に、出演していたんです。
2019年に初舞台を経験し、今回で2回目となる歌舞伎でしたが、その宮舘さんの並々ならぬ気合と圧巻の演技力に感動した、という声が続出していました」(前同)
実際に、團十郎との舞台を見に行った40代女性会社員の声を聞こう。
「團十郎さんと舘様の歌舞伎に行ったのですが、やはり選ばれし人のオーラって違うんだなぁと感じましたね。もともとファンというわけではなかったのですが、それでもエネルギーをたくさんもらって帰ってきました。
舘様は第一部ずっと1人で立ち回っていて、その頑張りにどれだけ努力したんだろうと心打たれちゃいました。隣に座っていた、たぶん舘様の推しの方も、役柄で死ぬところで大泣きしてて……その気持ちもわからなくもなかったです。
舘様が正面を向くシーンでは、いま目が合ってない? とドキドキしてしまいました」
恩人の名前が冠された舞台のファイナルで、成長を遂げた舘様は、またしても神演技を見せてくれるはすだ。