「傑作」という評価が「最高」に変わった瞬間を視聴者は目撃したのかもしれない。
2月26日に放送された、安藤サクラ(37)主演ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日テレ系)の8話。ここでの安藤と水川あさみ(39)のの名演技が、大きな話題になっているのだ。
同ドラマは、お笑い芸人のバカリズム(47)がオリジナル脚本を手掛ける、地元系タイムリープ・ヒューマンコメディ。クルマに轢かれて事故死した独身女性・近藤麻美(安藤サクラ)が、徳を積んで人間に生まれ変わるため、人生をやり直すという内容だ。
「今回放送された8話では、安藤さん演じる主人公の麻美と同じく、水川さん演じる幼馴染の“まりりん”こと宇野真里もタイムリープしていることを告白。
さらに、水川さんからは“重い話になっちゃうけど……”と自身の過去や、タイムリープしている理由を安藤さんに打ち明けて……というまりりん主体の回でした」(芸能誌記者)
しかし、物語は意外な方向へと展開する。
「お互いの秘密を打ち明け、より絆が深まったのにもかかわらず、ラストではあまりにも残酷な展開が待っていたんです。なんでもない会話がたまらなくおかしい、というコメディベースの作品ですが、ことが起きたあと、安藤さんが無言のまま涙を流すシーンがあるんですが、あまりにも圧巻で美しかった。あらためて、とんでもない女優さんなんだな、ということがよくわかりました。
お笑いコンビ・霜降り明星のせいやさん(30)も自身のツイッターに《ブラッシュアップライフの8話むせび泣いた》とコメントしていましたね」(前同)
SNSでは
《喪服の安藤サクラさんに心がめちゃくちゃ持ってかれた》
《友達を救うために小さい頃から猛勉強して周りの子とも疎遠になって、それでも防ぎ切れない死に何度も直面しちゃってたその度に人生をやり直してきたまりりん、どう考えても辛すぎる》
《なっちとみーぽんとあーちんの会話の節々にあった変な間が、まりりん入って全く無くなってるじゃねーか。この4人で1つなんだ。たまらん》
《Storyが宇野真理ちゃんに泣くほど刺さっていたのは自分の人生と歌詞とがリンクしていたからだよなぁ…仲良しの友達と疎遠になってでも孤独の中で一人戦い続けていたのだとしたら》
《まりりんが、あーちんと会った後トイレに行きがちなのは、個室で一人号泣してるせいだと思う。まりりんもあーちんもなんて友達思いなんだろう》
と、どハマっている視聴者が続出していた。