10月1日、俳優の星野真里(43)と加藤ローサ(39)が、11月8日スタートの連続ドラマ『きみの継ぐ香りは』(TOKYO MX/金曜夜9時25分~)でダブル主演を務めることが発表された。

 2人とも地上波連続ドラマで主演を務めるのは10年以上ぶりということで注目を集めているが、加藤が出したコメントがSNSで炎上事態を招いてしまったという。

 ドラマ『きみの継ぐ香りは』は、小川まるに氏による、電子書籍配信サイト『コミックシーモア』(NTTソルマーレ)発の漫画作品が原作のラブストーリー。

 星野演じる広瀬桜は、大学時代に加藤演じる星井萌音に恋をしていた。そして15年後の現在、桜の息子が萌音の娘を連れてきたことで、親子の穏やかな日々は少しずつ変わっていく。桜から息子へ、2代にわたって継がれる恋の行方とは――という、物語である。

 加藤は、『プロゴルファー花』(2010/読売テレビ)以来14年ぶりの地上波ドラマ主演。彼女は10月1日に、以下のコメントを発表していた。

《お話を頂いた時は、ほんの少しだけ抵抗があった私ですが、台本と原作を読んでいくうちに新しい私になるような、、、そんな感覚がありました。久々のドラマ撮影ですが、高校生の娘がいる役柄なので娘とのかけ合いも楽しみです。大切に演じたいと思います。放送開始までぜひ楽しみにお待ちください》

 ところが、この「ほんの少しだけ抵抗があった」という一文に、

《なにに対する抵抗なのかお聞かせ願えれば幸いです》
《私は当事者でもなんでもないし、原作未読だけど、コメントに引っかかってしまう》 
《「誰しも無意識の偏見はあるものだけど、公式さんはこのまま掲載したらまずいのではと気づいてほしかったな。いい作品になってほしいけども…先行き不安》
《加藤さんの場合コメントを出す前に内容を確認して止められる人がいなかったのかと制作側に対しても不信感しかない》

 といった声がXに多く寄せられ、物議を醸してしまったのだ。

「加藤さんのコメントの、冒頭の“ほんの少しだけ抵抗があった”という意味深な言葉が、題材のデリケートさもあり、SNSで炎上してしまったということですよね。

 なお、もう1人の主演である星野さんもキャストコメントを発表していますが、そちらは特に荒れることはありませんでした。星野さんは、『シンデレラゲート』(2014/東海テレビ)以来10年ぶりの地上波連ドラ主演です」(女性誌編集者)