■“ステマ騒動”がここにきて大ダメージ

 フジテレビの複数の女性アナウンサーが、美容室から無償でサービスを受ける代わりに、自身の写真を美容室の宣伝のために使わせたり、SNSで来店したことをつぶやいていたことがステルスマーケティングにあたるのではないかと、2021年4月の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた。

 ステマ疑惑が報じられたのは、退社した久慈のほか、井上アナ、三上真奈アナ(33)、宮澤智アナ(33)、堤礼実アナ(29)、海老原優香アナ(28)、杉原千尋アナ(27)の7人。

「井上アナは乗り切った感がありますが、ステマに関わったアナウンサーは大きな仕事をあまり任されていませんよね。こういった事情も重なり、女子アナの数自体は多いものの、仕事を任せられる中堅どころのアナウンサーがゴッソリいなくなってしまったんです。

『めざまし8』自体も決して好調とは言えず、2月28日の世帯視聴率は4.3%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は2.5%でしたからね。裏の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)は世帯で8~9%取りますから、2倍近く差をつけられてしまっている。

 永島アナから小室アナへと若返りを図ったところで、数字が上がるはずもないでしょうし、『めざまし8』はコメンテーターの不祥事に加えて、今後もピンチが続くのではないでしょうか」(前同)

 小室アナは見事に永島アナの後任を務め、エースアナウンサーの道を歩んで行くことはできるのだろうか!?