■『イルミネーション』には“B’zらしくない”の声も……
朝ドラの主題歌を担当しているものの『紅白』とは距離がある大阪制作局の作品であること、2024年は“ソロ活動の年”であることに加えて、B’zの『紅白』出場当確気配が消滅しそうな、もう1つの理由はーー、
「『おむすび』の主題歌である『イルミネーション』が、B’zの『紅白』初出場を飾る曲としてはどうなんだろう、ということですよね。ポップで前向きな良い曲ですし、10月7日に配信限定シングルとしてリリースされ、初日の『デイリー デジタルシングル(単曲)ランキング』(『オリコン』調べ)で1位と売れ行きも好調ですが、いわゆる“B’zらしい曲”ではないというか……」(前出のレコード会社関係者)
『おむすび』の主題歌『イルミネーション』には《間奏のギター、ザ松本さんって感じでカッコいい》など好意的な声は多いが、
《今回の朝ドラテーマ曲、あれ「B’zのライブで歌える」ような曲なのかなぁ?なんか、ライブのセットリストに入れにくそうな曲だよね。 らしくないと言うのは乱暴だけど。ええんかあれ》
《あんまりB’zっぽくないイメージの曲ですね…なんせテーマ曲から何から前作が良すぎてってのもありますが、にしてもって感じですあんま文句言うのも良くないけど、毎朝の習慣なんで、残念なんです》
《B’zは好きだけど、朝ドラにB’zは合わない》
といった声も寄せられている。
「B’zとして『紅白』初出場で披露する曲が、自分たちらしい楽曲と異なる曲調というのは、本人たちサイドとしても避けたいのではと見られています。『紅白』サイドが大特集を組み、4曲も5曲もできるならそのうちの1曲が『イルミネーション』でも問題はないでしょうが、『紅白』は他の出場アーティストとの兼ね合いもありますから、歌えても2曲でしょう。
そうなると、1曲は『イルミネーション』ということで、もう1曲は……『Ultra Soul』にしろ『ミエナイチカラ』にしろ、何を持ってきても曲調の差が激しくてバランスが悪くなるのでは、と言われています。ファンの声にもありますが、『イルミネーション』はまさに“セットリストに入れにくそうな曲”なんですよね。
そういった理由があり、総合的に考えてB’zは今年の『紅白』に出場しないんじゃないか、と音楽関係者の間では見られていますね。ただ、B’zとNHKの距離が縮まっているのは間違いない。ですので、出場は来年以降ではないでしょうか」(前同)
『紅白』でB’zのシャウトとカッコいいギターリフが響く姿を見てみたいが、果たして――。