■Number_iとキンプリの「大晦日」共演説も

 NHKはジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を重く受け止め、23年9月から旧ジャニーズのタレントを出禁状態に。4月にSTARTO社の体制に移行してからも“出演NG”の姿勢を貫いていたが、早ければ10月中に出演解禁が発表されると、『スポーツニッポン』は報じている。

「昨年の『紅白』は、世帯視聴率が第1部、第2部とも過去最低だった。それだけに今年は出場アーティストの選出にも相当気合いが入っていると言われています。そのため、NHKの上層部はずっとSTARTO社グループの新規起用に慎重でしたが、『紅白』の現場レベルでは同社タレントに出て欲しい思いはあったといいますね。

“出演解禁”となると、『紅白』サイドは現在のSTARTO社で人気ナンバーワンのSnow  Manに出演オファーを出すのは間違いないでしょうが、昨年の出来事があるだけに、一筋縄ではいかないとも言われていますね」(前出のワイドショー関係者)

 Snow  Manは昨年の大晦日にYouTube生配信を行ない、最大同時接続数133万超え――日本歴代1位の同時接続数の記録を更新した。また、メンバーの目黒蓮(27)は昨年11月にインスタグラムのストーリーズで、《9人とみんなで最高の大晦日にしようね! 絶対後悔させないよ 俺らを正解にする》とファンに呼びかけたが、これが『紅白』との“決別宣言”なのではないかと報じるメディアもあった。

「『紅白』で1、2曲歌うよりも、グループ主導の生配信の方が自由度があり、ファンに寄り添った内容にできる。そのため、ファンからも”無理に『紅白』に出なくてもいい”という声も多いですし、Snow Manサイドとしても『紅白』には思うところはありそうですよね。

 そのため、NHKサイドがSTARTO社にSnow Manの出場を打診するとなったら、STARTO社側は出場に消極的とも見られるSnow Manを切り札として、“だったらSixTONESやKing & Princeもいかがでしょう”といった交渉をしていくと考えられます。『紅白』出場者を巡る、番組サイドとプロダクションサイドの水面下の交渉は必ずありますからね。

 そして、“話題性”という意味では、STARTO社からはSnow Manとともにキンプリが『紅白』に出場することになるのでは、と音楽関係者の間では言われていますね」(前同)

 キンプリから脱退したNumber_iと、現在は永瀬廉(25)と高橋海人(25)の2人体制で活躍しているキンプリ。彼らは『音楽の日』(TBS系/7月13日)など同じ音楽番組に出演したことはあるが、同時間帯、同画面に映ったことはない。

「Number_iとキンプリは方向性の違いから別の道を歩むことになりましたが、両グループの間に遺恨はないでしょう。現在も5人時代のLINEグループを残していると、永瀬さんと高橋さんがバラエティ番組で話していたこともありましたね。少なくとも両者の共演は“NG”ではないでしょう。

 Number_iがデビューした年の最後の日に、キンプリと再会し5人が同じ舞台の上に立つ――実現すれば、間違いなく多数の人が注目するでしょうね」(同)

 今年1月1日に鮮烈なデビューを飾り、目標の海外進出も果たしたNumber_i。デビューイヤーの大晦日を、どう締めくくるのか――。