■ジャンポケ斉藤に芸人仲間からの“救済”がないワケ
10月10日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、斉藤が、大谷翔平選手(30)の元通訳・水原一平被告(39)と同じように重度のギャンブル依存症で、方々に借金を抱えていたことも吉本興業上層部は問題視していたと報じていた。
そんな斉藤の借金の貸主の1人がお笑いコンビ・シソンヌのじろう(46)だと記事では報じており、じろうは記者の直撃に対し、大金ではないものの過去にいくらか金を貸し、後に返してもらったと明かしている。
「じろうさんだけでなく、他の芸人、会社経営をやっているような知人からも借りていたといいますね。
その斉藤さんの借金の額は一般人の想像を超えるもので、都心のマンションの住宅ローンに匹敵するような額だと聞こえてきています。今後どうやって返済していくのか……。
テレビ番組やさまざまなYouTubeなどでも伝わってきますが、芸人たちは仲が良く、ライバルでありながら、助け合って生きている感じですよね。そこには、同じ事務所のつながりや養成所の先輩後輩関係があり、また共に不安定な職業ということでの連帯感もあると考えられます。もちろん、皆が皆、仲良しではないですが。
ですので、一緒に仕事をしてきた芸人が大ピンチの際は、周囲の仲間が手を差し伸べて、お金を貸したり、危機を乗り越えるサポートをするという動きがあるはずなんですが、今回はそういった動きが見られないそうなんです。
それは芸人仲間の多くが、今回の事件前から斉藤さんの振る舞いに呆れ果てていたからだといいます。虚言癖があったとも報じられていますよね」(前出の芸能プロ関係者)
不特定多数の芸人から借金していた斉藤を吉本幹部も問題視しており、「気をつけろ」と口頭で注意したというが、斉藤は「もうギャンブルやめたんで」と応じていたという報道もあった。
「見え透いた嘘を言うこともあり、周囲の芸人も斉藤さんのことを腹を割って話せない相手だと見ていた、という話も言われていますね。
それに昨年8月と9月にスキャンダルを報じられたにもかかわらず、今度は仕事中のロケバスであり得ない行為をしたことも、多くの芸人、テレビマンは呆れています。
そんな斉藤さんが莫大な借金を抱えていることは、今回のロケバス事件の話し合いが進む中で明らかになり、結果、文春で報じられるに至ったようです。
同意があったかなかったか、双方の主張は食い違っていますが、斉藤さんが負けるとなったらお金を払う展開もあると。そうした展開を考えて、斉藤さんの金銭事情を確認することになったところ、斉藤さんには“お金がない”“莫大な借金がある”ということが分かったと。深刻な借金苦はそうして明らかになったようです」(前同)