10月22日、中居正広(52)、東野幸治(57)、ヒロミ(59)がMCを務めるバラエティ番組『THE MC3』(TBS系)が放送された。
『THE MC3』は、「アナタがどう思われているのかをアナタに聞かせる」をコンセプトにした、日本一“余計なお世話バラエティ”。10月22日放送回は初回ということで、ゲストではなくMC3人を掘り下げる内容となっていたが、中居の過去に関連したトーク、VTRの不自然さにSNSは大荒れとなった――。
「『THE MC3』で中居さんの過去を掘り下げる際、 “SMAP”というワードがいっさい登場しなかったんです。映像に関してはもろもろの権利問題が考えられますが、過去の経歴や、ちょっとしたトークでさえ不自然なまでに“SMAP”が出てこなかったため、視聴者がざわついているということですね」(女性誌編集者)
番組では東野がヒロミの若手時代を振り返る際に、「中居さんがグループでデビューして、アイドルの人がバラエティをやってると、(MCのヒロミに)出会うじゃない」と、“グループ”という単語で語られていたのだ。
また、「MC中居正広の軌跡」のコーナーでは、中居のMC以外の実績が紹介されたが、そこでは2004年放送の主演ドラマ『砂の器』(TBS系)など俳優業の話題ばかりで、SMAPの話は不自然に出てこなかった。
さらに中居・ヒロミ・東野のイメージを各世代に聞く街頭インタビューでも「西武園ゆうえんちに(SMAPの)ライブを見に行こうとした」(50代女性)「歌が下手だから(芝居も)上手くなさそう」(10代後半)と答える一般人はいたが、メインとなる企画は「Z世代に中居の俳優姿を見せたらどんな評価になるのか?」というものだった。
VTRゲストにはTOKIO・国分太一(50)とtimelesz・菊池風磨(29)――中居にとって、旧ジャニーズ時代の後輩も出演していたが、そこでもSMAP絡みの話題は触れられず。
新番組『THE MC3』で、不自然なまでにSMAPの話題、そしてワードすら出てこなかったことにSNSは大荒れ。
《ヒロミさんがトリオでコントやってたことは映像出して話題にするのに中居くんがSMAPで歌もダンスもコントもバリバリやってたのは1ミリも出ないのおかしいでしょ》
《なんて事、#東野幸治 さんがミュージシャンの仲間入りした事ある(1995年発売の『SO.YA.NA』って出てるのに、何故SMAP 出さない?》
《いや、東野さんの歌が良くて中居くんのSMAPが一切出ないの謎すぎる》
《映像だけじゃなく話題にもしないって、最近前にも増してひどい気がする。なんかせっかくの楽しい番組が楽しめない》
といった憤る声、不可解に思う声が多く寄せられているのだ。
「SMAPの映像問題は、昨年10月にジャニーズ事務所が消滅した結果、SMAPの映像権利を持つ関連会社『株式会社ジェイ・ドリーム』もスタッフ不在のまま休眠状態となり、映像使用の許諾を取るのが難しくなってしまった、という背景もあるようです。
最近は、制作サイドが最初からSMAPの過去映像の使用を避けるようになりつつあるとも言われていて、誰も触れることができない、旧ジャニ関連でも最大の“タブー”となってしまったような感じもあります。今回の『THE MC3』で“アイドル中居正広”に不自然なまでに触らなかったのは、それが影響しているのかもですね……」(ワイドショー関係者)