近年、市場を拡大させている冷凍食品の中で人気となっている商品がある。それが、冷凍チャーハンだ。

「レンジひとつでプロ並みのクオリティが再現できる商品がたくさんあります。長期保存できるので、夜食にもぴったりです」(B級グルメライター)

 そこで今回は、(有)冷凍食品エフエフプレス取締役・編集長で、冷凍食品ジャーナリストの山本純子氏が、目覚ましい冷凍チャーハンの進化ぶりを解説してくれた。

「たとえば約115億円を投資して昨年に新設されたニチレイフーズのグループ工場((株)キューレイ第三工場)では、省人化、AI活用、環境配慮など、時代に即したさまざまな進化が見られました。ここの三段階炒めラインで今年春の新商品『Wキムチ炒飯』、秋の新商品『国産素材の高菜炒飯』も製造されていますが、従来にないシャキッとした葉物の具材感が大きな特徴となっています。その工場には直火炒めラインもあって、大きめの鉄製シナ鍋で自動的に炒めるラインが6連結。厨房で作るようなきめ細かな動きをしながら、効率よく大量生産できるラインです」

 各メーカーがしのぎを削ることで、商品の質が向上するのは消費者として大歓迎。山本氏が“専門家目線のベスト5チャーハン”をセレクト!

 ぜひ参考にしつつ、自分好みの一品を見つけてほしい。