■動画のコメント欄閉鎖 フジテレビの見解は――
上垣アナは、4月20日放送の『FNS明石家さんまの推しアナGP』にて地上波デビュー。
その穏やかな佇まいと風格に、明石家さんま(69)からは「ベテラン! 入社15年目?」と早速イジられた後、「局長みたいな顔」という理由で、FNS系列局とフジテレビのアナウンサー総勢40人のなかから“推しアナグランプリ”に輝いた注目株だ。
俳句が趣味で昭和歌謡好きという渋さも相まって、すっかり“ベテラン”キャラクター感が根づきつつある上垣アナだが、前述のXで《めざまし土曜日での先輩アナたちから上垣アナへのイジリ全然笑えない件》として取り上げられると、
《意地悪だね!》
《この嫌味ある言い方まじでトゲありすぎだろ》
《本当に不愉快》
《あれはイジりって言うかイジメだよな…》
などと批判が殺到した。
「件の動画では、上垣アナが“(Tシャツが)似合う男になります”と言い、話が終わるかと思いきや、阿部キャスターは“甚平とか似合いそう”と話を広げました。それに対し、上垣アナが“確かに、作務衣とか一時期着ようと思った時期あります”と柔らかく答えたものの、スタジオではクスクス笑いが。
さらに生田アナが“23歳なんだよね?”と“確認”すると、阿部キャスターが“違うんじゃないですか”とツッコんだり、2001年生まれだという上垣アナに“信じられない”“絶対嘘つきだ”と声を上げたりするなど、終始、上垣アナへの見た目イジりで盛り上がりました」(前出のWEBメディア編集者)
止まらない3人の先輩アナの“イジり”をさらりと受け流す上垣アナの鮮やかな手腕には、
《落ち着きがあり堂々としていて素晴らしい。先輩たちにも見習ってほしい》
《アナウンス能力はレベルが突出しているし誰も傷つけない切り返しも素晴らしい》
《大人な対応でかっこいい》
などと称賛が続出。批判する声に対し、X上では《むしろめっちゃかわいがってるやろ》という擁護の声も上がるなど、賛否の様相を呈していたが、騒動を受けてかフジテレビは当該動画のコメント欄を29日朝までに閉鎖――。
本サイトでは、フジテレビに閉鎖の真意を確認するべく、「今回の件について把握しているか」「一部で“いじめだと取り上げられている”ことについての見解」「29日までに『めざましmedia』のYouTubeコメント欄を閉鎖した理由」の3点について、質問状を送付した。
すると、フジテレビ広報宣伝部からは「今回お問い合わせ頂いた件については、回答を控えさせて頂きます」とのみ回答が返ってきた。このまま説明はないままなのだろうか――。
まさか3か月半も後に炎上するとは思わなかっただろうが、その間、上垣アナは10月にスタートした新番組『キャラビズジャーナル』で単独MCに就任するなど、着実に足場を固めている。