風邪やインフルエンザなどの流行する、寒暖差の激しいこの時期。少しでも免疫力を上げようと、バランスのいい食事を心がけるが、ついつい忙しさと面倒くささで栄養が偏りがち…。

 ところが、お手軽な冷凍お好み焼きでこの悩みが解決するという。

「お好み焼きの生地の材料である小麦は糖質ですが、血糖値の急上昇を抑えるキャベツから食物繊維も摂れる。また、タンパク質を豊富に含むタマゴや、同じくタンパク質と疲労回復効果のあるビタミンBを多く含む豚肉など、お好み焼きは一枚の中で色々な栄養素を摂取できる食品なのです」(管理栄養士)

 セブンイレブンやローソンでの勤務経験を活かし、コンビニ研究家として『す・またん!』(読売テレビ)など地上波はじめ、各種メディアで活躍中の田矢信二氏は近年の冷凍食品・お好み焼き事情をこう話す。

「コロナ化でのリモートワーク以降、コンビニの冷凍食品コーナーは人気で、年々多様な商品が発売。近年の瞬間冷凍技術の進化により、お好み焼きの生地はフワフワ。キャベツの食感もシャキシャキで、本格的な味を楽しめます」

 おにぎりやお弁当より長期保存が可能というのも、冷凍お好み焼きの大きなメリットだろう。

「ほとんどの冷凍お好み焼きは、テーブルマークという会社が製造しています。ここは冷凍うどんが有名な企業で、うどん(小麦)で培った冷凍食品のノウハウを、お好み焼きやたこ焼きに活かしています。一から作ると手間のかかるお好み焼きですが、冷凍の商品だと独り身の方や高齢の方でも手軽に食べられるという点が魅力ですね」(前同=以下・田矢氏)