11月5日、平野紫耀(27)、岸優太(29)、神宮寺勇太(27)のNumber_iが、株式会社コーセー(KOSE)のスキンケアブランド『雪肌精』のグローバルブランドミューズに就任。ファンを中心に大きな反響があった。

 これまで同ブランドは、女優の新垣結衣(36)、プロスケーターの羽生結弦(29)、大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手(30)がミューズを務めており、Number_iは4組目となる。

「Number_iは大人気グループですが、国民的女優のガッキー、2大会連続の五輪金メダリストで国民栄誉賞を受賞している羽生さん、そして、世界レベルのスーパースターである大谷選手の次に起用されたというのは、コーセーサイドからの強い期待を感じさせますよね。

 直前のミューズとなった大谷選手のときは、物凄い広告効果がありましたからね。コーセーは2023年1月から大谷選手とグローバル広告契約を結んでいて、『雪肌精』や、同社のハイブランド『コスメデコルテ』のCMに出演していました。

 特にコスメデコルテの美容液『リポソーム アドバンスト リペアセラム』に関しては、大谷選手のインフルエンサーとしての恐るべき影響力を感じさせるエピソードもありますよね」(広告代理店関係者)

 23年2月16日、大谷選手はフォロワー861万人(11月7日夕方4時現在)を誇る自身のインスタグラムに、当時所属していたロサンゼルス・エンゼルスのロッカールームの写真を投稿。私服やヘッドホンなどが写っていたが、写真にはさり気なく『リポソーム アドバンスト リペアセラム』と思しき容器も映り込んでいた。これがファンの間で話題沸騰となり、コーセーは昨年1〜6月期決算では営業利益44.5%増を達成。”大谷効果”だと注目を集めた。

 今年3、4月には東京の表参道で、大谷選手のロッカールームをモチーフにした『コスメデコルテ』の期間限定ポップアップショップも開設。23年8月、コーセーの小林一俊社長は「店頭に来る男性が13倍に増えた」と新聞取材にコメントしており、大谷選手のスーパースターゆえのスペシャルな存在感が、大幅な売上増に大きな影響を与えたことは間違いないだろう。