■原田葵アナの“痛恨読み間違い”に先輩アナも頭を抱え……

 原田アナは、元櫻坂46(旧欅坂46)という異色の経歴を引っ提げて2023年4月にフジテレビに入社。同年6月に『めざましテレビ』に生出演し、番組史上最速となる入社2か月半でのデビューを飾った。現在は同番組にリポーター、フィールドキャスター、エンタメキャスターとして出演している。

 そんな原田アナは10月28日放送の『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)に出演。難読漢字や噛みやすいワードが入ったニュース原稿を読む企画では、「今朝も読んできましたので、ニュース」と自信満々だったが、埼玉県加須市を「かす市(※正しくはかぞ市)」と読み間違えてしまう。

 さらに「派出所と駐在所」を「はでしょとちゅうざいじょ」と読み、先輩の榎並大二郎アナ(39)が頭を抱える場面もあった。

「原田アナはまだまだ若く、経験不足は明白。“朝の顔”である『めざましテレビ』の看板を背負っていく覚悟もまだ固まっていないと聞こえてきています。そもそも入社2年目のアナウンサーにそれを求めるのも酷ではあるのですが。

 仕事への向きあい方も含めて、現状の評価はそれほどかんばしくないと。ですので、来春に井上アナからバトンタッチするのは“マズいのではないか”となっているそうです。ただ、井上アナの卒業は動かせない。“だったら小室アナが適任ではないか”という案が浮上しているといいます。

 若手トップの実力ですし、爽やかなビジュアルでファンも多い。そんな小室アナが生放送中に倒れてしまったのは、局内的にも視聴者からの見え方的にも痛恨なのではないか、という声が出ているんです。無茶しすぎると、かつての加藤綾子さん(39)のようにもなってしまいかねないですからね」(前出の制作会社関係者)

 2014年10月、当時『めざましテレビ』のMCを担当していた加藤が、生放送中に倒れて途中退席したことがあった。

 2016年11月の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した加藤はこの事件を「辞めるちょうど1年くらい前に生放送中に意識なくなって倒れたんですよ。それで、病院に運ばれている間に“私このまま死ぬかも”って思って」と振り返り、「“ちょっと体のことを優先して考えよう”と思って」とフリーアナウンサーに転身するきっかけとなったことを告白していた。

「小室アナが『めざましテレビ』のMCに就任するとなれば、今まで以上に朝早く、というか深夜に起床する必要が出てきます。生放送で倒れた彼女に“さらにキツい仕事をやらせるのか”と見る視聴者も出てくる可能性があります。

 今回のアクシデントを受け、SNSには《フジって女子アナよく倒れるけどどうなってんの》《働かせ過ぎなんじゃない?可哀想だよ》といった声も出ていますからね。フジとしても小室アナには無理をさせられない。ただ、井上アナの『めざましテレビ』を卒業してしまう……。

 ということで、新MC選びについてはさらに難航することになるのではないか、と言われていますね」(前同)

 同時間帯で最も高いコア視聴率(テレビ各局が重視する13~49歳の個人視聴率)を取る“朝の王者”『めざましテレビ』だが、ここにきて暗雲が垂れ込みつつあるのかも――。