２月２７日、イギリス公共放送のＢＢＣが、ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏（享年８７）の“罪”に焦点を当てたドキュメンタリーを放送すると発表し、波紋を広げている。
番組タイトルは「プレデター：Ｊポップの秘密のスキャンダル」で、公式サイトに掲載された予告では「５０年以上にわたり、日本は喜多川氏の暗い秘密を守ってきた」「少年たちによる性的虐待の申し立ての長い歴史」「２０１９年に音楽界の大御所が亡くなった後も、日本のメディアはほとんど沈黙を貫いた」と紹介。
番組は、現地時間３月７日２１時から約１時間にわたってＢＢＣ ＴＷＯで放送されるとともに、イギリス国外向け放送局のＢＢＣワールドでも放送予定。
ジャーナリストのモビーン・アザール氏がレポーターを務め、「（ジャニー氏が）メディアに与えた影響を探り、目をつぶってきたことの残酷な結末を暴露」するという。
■「影響うけるのは今頑張ってるアイドルたちなの辛すぎ…」の声も
この番組の告知を受け、ツイッターには、
《外圧に期待するしかない。ＢＢＣのジャニー喜多川の事実を報道するプレデターが世界に拡散されますように》
《日本のテレビ界芸能界を覆うジャニー喜多川という黒い影をＢＢＣ放送に払ってもらう？》
《あちらではこういう事件がしばしば起こるから、関心が高いんでしょうね》
と期待を寄せる声が上がっている。
一方、一部ジャニーズファンからは、
《ジャニーさんの性的虐待のドキュメンタリーのやつ、ずっとモヤモヤしてるんだけど、元所属の人達とか所属してる子達に影響なければいいなってずっと思ってる》
《正直、ひと昔前の暴露話は信ぴょう性高いし、ＢＢＣのドキュメンタリーは気になるところ。今、所属してる人たちに何の影響もないといいけど》
《性加害が事実だとしてもジャニーさん死んでるのに今さら告発したところで影響うけるのは今頑張ってるアイドルたちなの辛すぎ…》
など、不安視するコメントも寄せられている。
