■過去の発言がブーメランに…

『ゴゴスマ』で鈴木は、斉藤が朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の水曜パーソナリティーを務めていた経歴に触れて、

「私も『サンジャポ』(※TBS系『サンデー・ジャポン』)とか『ゴゴスマ』とかに出していただくようになって、より意識して生活している。そういう意識がなかったのかな? あったら不倫はもちろんのこと、そういうことをしないはずなんですけど……」

 と、情報番組のレギュラーを務めていた斉藤の意識の低さに苦言を呈していた。

 また、アンジャッシュ渡部建(52)が“多目的トイレ不倫”の釈明会見を開いた20年12月には、会見で渡部が終始しどろもどろだったこと、「自分がバカでした」の一辺倒で渡部の人となりが伝わって来なかったことなどを、バッサリ斬り捨てていた。

「そうやって情報番組出演者としての“意識”をしっかりと持っていたはずの紗理奈さんが、不倫をしてしまったと。騙されていたとはいえ、今後、紗理奈さんがこれまでのようにご意見番的にコメントするのは、難しいかもですね。

 加えて、紗理奈さんは過去に発言が炎上したこともあり、コメンテーターとしての適性を疑問視する視聴者も少なからずいました。今回の件と合わせて、彼女の今後に影響があるかもしれませんね……」(前同)

 今年3月19日に放送された『ゴゴスマ』では、大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(30)の妻・真美子さんのファッションの話が出た。そこで鈴木は真美子さんのファッションがリーズナブルであることを「バブリーではないことが2人の共通点」とコメント。鈴木は大谷夫妻を絶賛しようとしたのだろうが、これが《全セレブ妻を敵に回す発言》《とことん浅いなあ》などと炎上したのだ。

 また、大谷選手を巡るところでは、専属通訳だった水原一平氏(39)が違法賭博に関わっていたこと、大谷選手の口座から多額のカネを抜いていたことが判明し、3月25日、大谷選手が会見を行なったが、この件を鈴木は翌26日の『ゴゴスマ』で「水原さんの方から発言していただけたら」とコメント。これも《そんなこと簡単に言うなよ。専門家でもない外野のコメントはいらない》などと荒れてしまった。

『サンジャポ』でも5月15日、東京15区補選で政治団体「つばさの党」候補者らによる「選挙妨害」を取り上げた際に、「少数派の意見はテレビでも取り上げてくれない」と切り出し、選挙妨害に一定の理解を示すようにも取れる発言をしたことから、やはり炎上を招いていた。

「今回の不倫報道にネットでは、“実は知ってたんじゃないのか?”と疑う声も上がってしまっていますね……。リアクションの感じからも、紗理奈さんは本当にX氏の裏の顔は知らなかったのでしょうが、厳しい声が寄せられるのは、過去の複数の炎上発言もあって好感度を落としていた影響もあるのかもしれません。

 ただ、紗理奈さんは40代も後半ですし、2013年に離婚したバツイチで、14歳の息子もいる、人生経験豊富な大人ですよね。それなのにX氏の秘密に全く気づけなかったと……。ですので、厳しい声が出てしまうことも、やむなしな部分もありますよね。もちろん、結婚していることを隠して、紗理奈さんと交際していたX氏が最も悪いわけですが」(同)

 12日放送の『ゴゴスマ』で国民民主党・玉木雄一郎代表(55)の不倫問題が取り上げられた際には、不自然なほどに言葉を発しなかった鈴木。被害者でもある今回の“不倫報道”に、どうコメントするのか――。