お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(61)の「対文春」裁判が11月8日に決着を迎えた。今後は芸能活動を再開させる見込みだというが、地上波のテレビ番組出演の目途はまだ立っていないと言えそうだ。
松本は8日、女性に男女の行為を強要したとする2023年12月末の『週刊文春』の記事を巡り、発行元の文藝春秋などに約5億5000万円の損害賠償と訂正記事を求めた訴訟を取り下げた。裁判中、今夏から松本サイドと文春サイドは水面下での話し合いを行なっており、合意に至ったため松本サイドが訴えを取り下げたとされる。
「一部では年明けにも相方の浜田雅功さん(61)と大阪の『なんばグランド花月(NGK)』で漫才を披露して活動を再開させるという報道も出ていますが、たしかにこのやり方が現実的ではないでしょうか。ダウンタウンとして、吉本芸人の聖地とも言える場所での再スタート。自然な復帰の流れとも思われますよね。
一方で地上波のテレビ番組へのハードルはかなり高そう。訴訟を取り下げたという報道後、Xでは《#松本人志をテレビに出すな》というハッシュタグがトレンド入り。同ハッシュタグは約半日で10万件以上ポストされたほどでしたからね……」(制作会社関係者)
訴訟を取り下げた3日後の11月11日、松本がレギュラーを務めている紀行バラエティ番組『クレイジージャーニー』(TBS系)が放送され、松本の過去映像がオンエアされて賛否の声が殺到した。
この日は2時間SPで通常の月曜午後10時からではなく同8時55分からスタート。番組冒頭、2015年1月1日の初回VTRが流れ、MCの松本、バナナマン・設楽統(51)、小池栄子(43)が3人そろって白いワイシャツ姿で登場。「今回はあれから10年~」とナレーションが入るという展開となった。