■浜田の大きな存在感

 前出の民放キー局関係者は続ける。

「小沢さんの復帰もそうですが、松本さんの裁判でも大きな役割を果たしたのが浜田さんだと言われています。松本さん側と文春側は夏頃から水面下の話し合いをしていたといいますが、なかなか話がまとまらず、決着まで3か月ほど要したわけです。合意直前までいってダメになる――そんなこともあったみたいですね。

 その要因の中には松本さんの気持ちの問題もあったとも言われています。Xで《事実無根なので闘いまーす》とぶち上げ、裁判を起こしたのに自ら取り下げることになるわけですからね。取り下げたら、現状SNSの声にもあるように“松本が裁判に負けた”と言われるのは明白ですから。

 ただ、文春側との話し合いの終盤、浜田さんが“まずは裁判を終わらせよう”といった言葉をかけたと言われています。とにかく、復帰するためにはまずは決着を、浜田さんはその方針で松本さんと話し合いを行なったようです。結果、その後、裁判は終了した。浜田さんの動きがあったから、裁判を終えられたのでは――そんな話もお笑い関係者の間では言われていますね」(前同)

 小沢の復帰についてもサポートしていくとされる浜田だが、松本と文春の裁判でも重要な役割を担っていたようだ。

「松本さんの年内復帰はないと見られています。やはり2人でNGKの舞台に立ってから徐々に復帰していくというプランなんでしょうが、批判の声、記者会見をやるべきという声は鳴り止まず、裁判は決着したものの松本さんの心が揺らぐこともありそうです。ただ、どっしりと構えている浜田さんには復帰への道筋がしっかり見えているはずです。

 いざテレビに出演するとなったら、松本さん本人はもちろん、番組や放送局に批判やクレームが殺到するのは必至。浜田さんはそれも想定したうえで、厳しい批判の声、世間の意見を受け止めた上でしっかりやっていくしかない、と考えていると言われていますね」(同)

 ダウンタウンを縁の下から支える浜田。複数の人気番組を持ち、プロデューサー的な一面も語られる彼は今、松本と小沢、2人の復帰について思慮しているのかも――。