■『大晦日ゴチSP』は1対1の対戦形式 延々と食事シーンか
『ゴチ』が大晦日に放送されるのは今回が初めてだが、『ゴチ』は2017年以降、12月末の時期に『最終戦SP』が生放送され、クライマックスで“クビ”となるメンバーが発表されるのが恒例となっている。
「2024年末の『大晦日ゴチSP』は、告知から察するに通常の “ゴチレース”とは別の企画ということなのでしょうが、生放送がないとなると寂しいですよね。
また、そもそもの問題として、事前番組も含めると6時間、延々とタレントが料理を食べるシーンが映ることになるわけで……。食事をするレストランが変わるのかもしれませんが、映像に動き、変化がないことが想像できるうえ、通常放送と違いワイワイガヤガヤと出演者同士でトークを弾ませるのが難しい構成とも言われています」(前出の制作会社関係者)
通常の『ゴチ』では5、6人が一堂に会して食事をしながらトークが展開される。大晦日には前述のように32名ものタレントが出演するというが、
「一度に全員が出演するのではなく、1対1ずつの対戦方式でゴチバトルが進行していくプランが有力だといいます。そのため、どうしても通常放送時のような盛り上がりが難しいのではと。合間に人気企画の『ダレダレ?コスプレショー』など別のコーナーを挟む可能性もありますが……なかには、“また”という声が出そうな料理企画もありますからね」(前同)
『ぐるナイ』では「ゴチ」の最中に簡単なミニゲームをしたり、「ゴチ」とは完全な別コーナーとして、『料理時間ハンデマッチ』が展開されることもある。“1時間の余裕がある凡人軍団は、持ち時間10分の鉄人シェフに勝てるのか!?”という対決ものだ。
そんな『ゴチ』には通常放送の時点で、
《ゴチで出てくる料理ってたいてい一般の視聴者がおいそれと食えないような高級なのばかりだから、芸能人がそういう料理を美味い美味いと食う様をただ眺めるのって白けるだけよね。ゴチで出たあの料理美味そうだから今度食べに行こう、とは基本ならんでしょ》
《ぐるナイは毎回ゴチつまんないなーと思うんだけど、たまにやるゴチ以外の企画がもっとつまらないからゴチって面白いんじゃないかと錯覚する》
《少なくとも変な特番よりはマシだろうけどぐるナイのゴチもマンネリ著しいからなあ》
といった厳しい声も多く寄せられている。
「たしかに『ゴチ』は日テレを代表する人気コンテンツですし、通常回のコア視聴率(13歳から49歳までの個人視聴率)も同時間帯トップが当たり前ですが、やはり、冷静に考えて“5時間、事前番組も含めて6時間もいけるのか?”という懸念はありますよね。
芸能人が豪華な料理を食べるシーンを延々と流して視聴者はどんどん離脱。結果、数字が取れない大晦日特番になってしまうのでは、という心配が言われているんですよね……」(同)
多くの不安が語られる『ゴチ』だが、大晦日SPはどうなるのか……。