■「1.050℃」を手掛けるのはヒカルのアパレルブランドと同じ関係者

 2022年11月の『女性セブン』(小学館)では、滝沢氏が「半年間はゆっくりしたい」と周囲に話していたというが、裏を返せば「半年後の再始動宣言」だとも受け取れると報じていた。記事によると、滝沢氏がエンタメとファッションの融合など芸能関係のビッグプロジェクトに複数人の経営者らと参画する計画があるとされる。

 アパレル事業への関心はアイドル当時から高かったほか、滝沢氏が現在住んでいる家は、大手アパレル企業の創業者で元会長がオーナーだといい、業界とのつながりもすでに持っていたようだ。

 さらに滝沢氏は1月31日にTikTokで生配信を行ない、「今年やりたいことは?」というファンの質問に「あります。すごくあります。やりたいことは全部やります。やらなきゃいけないことも全部やります……こんなもんじゃないです」とも語っていた。

 芸能プロ関係者が話す。

「“やりたいことは全部やります”の第一歩がアパレル事業だったのかもしれませんね。そして、滝沢氏のブランド『1.050℃』ですが、実は、人気YouTuberのヒカルさん(31)のブランド『ReZARD』を手掛けている人が担当しているといいますね……」

 元トップジャニーズアイドルで、その後、同社の副社長まで務めたタッキーと、日本のYouTuberの頂点にいるヒカルの“濃厚リンク”――。前出の芸能プロ関係者はこう続ける。

「これは、今後何か展開があるのかも、と思ってしまいますよね。ただ、どうやら裏は全くないようです。偶然の一致のようですね。ただ、滝沢さんもヒカルさんも『ごぼうの党』代表で実業家の奥野卓志氏ともそれぞれつながりがありますし、そう遠い位置にはいないのではないでしょうか」

■タッキーが「ごぼうダンサーズ」の演出を担当!?

 2022年7月の参院選では、ヒカルがごぼうの党を支援。

 同年9月25日に開催された格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」での、プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー・ジュニア選手(46)と総合格闘家・朝倉未来選手(30)の試合前、メイウェザー選手に贈呈するはずだった花束を目の前で投げ捨てるという暴挙に出たが、直後に自身のYouTubeチャンネルに奥野氏を招き、釈明させていた。

 そんな奥野氏は、IT企業をはじめとする複数の会社を経営しているほか、東京・銀座に超高級会員制バーを保有しており、そこには芸能人や政財界の人物も足を運んでいるという。

 滝沢氏もその会員制バーの常連客の1人のようで、その親密な関係を裏づけるように、奥野氏は参院選終了後にSNSを更新して「ごぼうダンサーズの演出や楽曲はジャニーズの滝沢副社長が助けてくれました こうして名前を出すと怒られるかもしれないけど」と綴っていた。

「滝沢さんとヒカルさん同士には直接的なつながりはなさそうですが、周囲の人脈は似ているのかもしれませんね。

 そして、アパレルブランド『1.050℃』は期間限定のようですが、滝沢さんが“復活の狼煙”を上げたとも言えそうですよね」(前同)