■ホストクラブ街へ消えていった

 11月中頃、そんな坂口の姿を東京・新宿歌舞伎町のあるバーの近くで見かけたという女性から話を聞いた。

「深夜2時頃ですかね。終電がなくなり、友人と歌舞伎町のバー飲んでいて、お店を出たところで坂口杏里さんがちょうど別のお店から出てきたんです。それでエレベーターを一緒になって。

 真冬でもないのに、暖かそうなジャケットを着ていたのが印象的でした。テレビで見ていたイメージよりも身長がすらりと高く、顔のホクロですぐに杏里さんだとわかりました。でも、芸能人! というオーラはなく、普通に歌舞伎町にいそうな夜の女性という感じに見えました。友人らしき女性と一緒で、これからもう一軒行くようなことを言っていましたね」

 その後、坂口は、驚きの行動に出たという。

「私と友人がチラチラと坂口さんのことを見ていたためか、“杏里はさ、あの時こう思ったの”とか、“杏里ね、杏里は……”と、突然大声で自分の名前を連呼し始めたんです。

 結局、私たちから坂口さんに話しかけることはなかったんですが、もしかしたら自分が芸能人だったと気づいてほしくて、アピールしていたのかもしれません。エレベーターを降りて外に出ると、通りにはホストクラブがたくさんあるのですが、坂口さんは友人とそちらの方に消えていきました。お店に入るところまでは見ていませんが、あの時間に歌舞伎町で飲んでいたということは、まだホストクラブには通っているんじゃないかって、友人と話していましたね……」

 12月2日、坂口は再び自身のインスタグラムのストーリーにPayPayのアカウントを載せ、《PayPayは厳しそうですか?病院にも行きたいです》と、投稿。

 さらに、《こんな毎日のために生まれてきたわけじゃない》《何もかも出来る事ことなら人生やり直したい》と、不安定な発言を連投している。

 SNSには

《何があったんだろう》
《誰か助けてあげてください!》

 など心配の声も寄せられているが――芸能界デビューから16年、坂口は今、ギリギリの状態のようだ。