■「1年はいてほしかったな」と漏らしたトラジャ中村海人
12月2日のお昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)にTravis Japanの中村海人(27)が生出演。グループは2012年に結成したが、当時の副社長だった滝沢氏に直談判し、22年3月にアメリカ・ロサンゼルスに留学し、武者修行を行なった。
トラジャは同年10月28日に配信シングル『JUST DANCE!』で世界デビューを果たして日本に帰国。ところが、デビュー直後の10月31日をもって滝沢氏は事務所を退社してしまう。
これに関して中村は「プロデューサーじゃないんですけど、副社長とか社長が1年はしっかり見届けるんですよ。でも僕たちの場合、帰って来たら副社長がいなくなってたので。レーベルだったりうちのマネジャー周りも全部、最初バラバラだったんですよ。まとめてくれる人がいなくて」と振り返った。
さらに「だから自分たちもその人たちと話し合いながらグループを固めていって、正直、今も模索しながらやってるんですけど。やっぱこう……ね、1年はいてほしかったなとは思いますよね」と、滝沢氏の名前は出さなかったものの、その不在の影響は大きかったと明かしていた。
前出のワイドショー関係者は話す。
「ちょうど1年前ごろでしょうか、旧ジャニーズ事務所が崩壊し、STARTO社へマネジメント体制などが移行しようとしていた時期、退所を真剣に検討していたジュニアも複数いたんです。それを引き留めていたのが当時、Annex(旧:ジャニーズアイランド)の社長だった井ノ原快彦さん(48)だったといいます。
美 少年とHiHi Jetsの2グループから数名、STARTO社と契約せずに脱退するメンバーがいる、ともささやかれましたが、実際に美 少年からは金指さん、HiHi Jetsから高橋優斗さん(25)が脱退して退所に至っています。井ノ原さんはそんな金指さんと高橋さんの相談にも乗り、慰留していたのではないでしょうか。
しかし、2人はSTARTO社を離れて、金指さんはTOBE入り。一部の旧ジャニーズファン、そしてTOBEファンも今回の移籍は不義理だと感じ、さらには滝沢さんのやり方にも“一貫性がない”と疑問を呈している感じでしょうね」(前出のワイドショー関係者)
TOBE加入と同時に強い逆風に吹かれている金指。TOBEの公式YouTubeチャンネルの金指の加入報告動画のコメント欄には《この荒れたコメ欄をすべて読んで、マイナスからの出発だってことををきちんと認識してほしい》といった意見もあるが、金指はここから人気と信頼を獲得していくことができるだろうか――。