橋本環奈(25)主演の朝ドラ『おむすび』(NHK大阪放送局作)は、世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)の週平均を一時14%台に戻していたが、第9週「支えるって何なん?」(11月25~29日)から再び13%台に下げてしまっている。
同ドラマは、平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本)が、どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。ヒロインのギャル設定が、視聴者に嫌われたための苦戦かと思いきや、それだけではなさそうで――。
第10週「人それぞれでよか」(12月2~6日)は、商店街で夏休みこども防災訓練が行なわれることに。結は炊き出し隊長を頼まれ、経験者から震災当時に避難所でどんなものを食べていたのかを聞く。炭水化物ばかりで食物繊維が取れず、便秘になっていたとき、孝雄(緒形直人/57)がワカメや缶詰を提供してくれたという。
一方、兄夫婦を震災で亡くしている美佐江(キムラ緑子/63)は、孝雄がいまだに立ち直れないことにいらだっていた。防災訓練前日の打ち合わせ中、聖人(北村有起哉/50)が美佐江に「人によって立ち直る時間は違う」と言い、結も野菜の成長の時間差にたとえて、「人それぞれ」であると訴え……という展開。
視聴者の批判の声には「物語の進みが遅い」という意見が多い。今週も、炊き出しをすることになったものの、商店街への聞き取りなどで、なかなか進まなかった。その一方で、歩(仲里依紗/35)が孝雄に靴のリメイクを提案するというエピソードが描かれ、主人公である結の出番自体が少なかった。