12月11日、相葉雅紀(41)がMCを務める大型音楽特番『2024 FNS歌謡祭 第2夜』が放送された。同番組は、元SMAP香取慎吾(47)が9年ぶりに生出演することから注目されていたが、香取と相葉とのやり取りは話題沸騰となった――。

 共演の際、相葉は旧ジャニーズ事務所の先輩だった香取を前に「MCとしてこうして香取さんをお迎えするのはすごく緊張する」「なかなかお会いできる機会がなかったから……」とたじたじ。

 香取も「あんまりね。実はあまり共演してないんだよね」と同意すると相葉は「めちゃくちゃ会いたかったんですよ」と喜び、香取も「すごくうれしい、ありがとね。相葉くんありがとう」と、笑顔でがっちりと握手を交わし、「こちらこそ、ありがとうございます」と、嬉しそうに頭を繰り返し下げていた。

 その後、香取は3人組バンド・Chevon(シェボン)とのコラボ曲で、香取が主演を務める25年1月期のドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)の主題歌である『Circus Funk(feat.Chevon)』のパフォーマンスに移り、相葉との絡みは終わった。

 最高の笑顔で共演を果たした相葉と香取の姿にスタジオも大盛り上がりとなり、視聴者も沸騰。

《ここ2年で“中居正広×二宮和也”(※フジテレビ系『だれかtoなかい』での共演)、“香取慎吾×相葉雅紀”を見れたので他の組み合わせも見たいネ》
《慎吾と相葉ちゃんがお話ししてて、あんまり共演したことなくて、みたいな(発言)あの時派閥さえなければもっとグループ同士絡めたのにね》
《そんなに香取くんと相葉くんは触れ合う時がなかったのかーと思ったけど、そっかSMAPと嵐だもんね…ってなった。慎吾ちゃん本当に嬉しかったんだね》

 といった喜ぶ声、感慨深いという意見が、SNSに多く寄せられている。 

「相葉さんには、SMAPとバスケットボールがやりたくて旧ジャニーズ事務所に履歴書を送った、という有名なエピソードがありますからね。香取さんとの共演は、本当に嬉しかったんでしょうね。

 そして何よりも、旧ジャニーズ事務所内の“派閥問題”により、嵐は中居正広さん(52)MCの音楽バラエティ番組『うたばん』(TBS系)に出たことはあれど、SMAPとの共演はほとんどなかった。そのために、多くのファンが今回の香取さんと相葉さんの共演に喜んでいるということですよね」(ワイドショー関係者)

 SMAPは元チーフマネジャーのI氏が率いた“I氏派”に属し、Kis-My-Ft2も同派閥に属していた。

 一方の嵐は、藤島ジュリー景子元社長(57)が率いた“ジュリー派”で、同派閥にはTOKIO、SUPER EIGHT(旧関ジャニ∞)、NEWSHey!Say!JUMPなどが属した。

 I氏はSMAPがデビューした1991年には同事務所の事務職を務めていたが、その後、SMAPのマネジャーに志願。当時SMAPはまだ人気がなかったのだが、それまで事務所が距離をとっていたバラエティ路線に彼らを積極的に売り込み、1992年には『夢がMORIMORI』(フジテレビ系)でSMAPに本格的なコントに挑戦させるなど、従来のアイドル像とは別路線でグループを売り出し、グループを国民的アイドルにまで成長させたことで知られる。