神木隆之介(31)主演の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系/午後9時)の第8話が、12月15日に放送される。8日放送の第7話は、鉄平(神木)の兄・進平(斎藤工/43)が坑内でひとり倒れる場面で幕が閉じ、ドラマ終盤へ向けての考察が盛り上がっている。
同ドラマは長崎県・端島(はしま)と現代の東京を舞台にした、70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大な物語。 端島はいよいよ閉山に。鉄平と朝子(杉咲花/27)、百合子(土屋太鳳/29)と賢将(清水尋也/25)、リナ(池田エライザ/28)のその後の動きに注目が集まっている。
第7話は、1964年、進平とリナの息子・誠が1歳になり、一平(國村隼/69)やハル(中嶋朋子/53)の喜びもひとしおの様子。さらに、賢将と百合子も結婚1周年を迎えるなど、周囲に幸せムードが漂う中、鉄平と朝子もまた、秘密の交際を始めていた。そんなある日、鉱山の坑内でガス爆発による火災が発生する。
作業中だった一平が巻き込まれてしまうが、命をとりとめた。その後、進平たち炭鉱員が立ち向かい、火元を封鎖して酸素を止めて密閉消火をすることに。だが、封鎖できたと安堵したところで密閉が破れてしまい、負傷者が出たため、炭鉱長・辰雄(沢村一樹/57)は炭鉱深部の水没放棄を決定して……という展開。
鉄平は涙ながらに水を吸い上げるポンプを止めるが、まだ進平が地上に上がってきていなかった。X上では、《このままじゃ鉄平が故郷をこの手で終わらせるって業を背負うだけじゃなくて、間接的に兄の息の根を止めてしまったって罪悪感に苦しむことになるし、リナが「愛した人が死ぬ呪い」に苦しみ続ける》など、悲劇が始まりそうな展開に、視聴者から悲痛な声が集まった。
今後、この悲劇の主役になりそうなのは朝子だろう。予告には鉄平に、進平を失ったリナと一緒になれとすすめる母・ハルの声が。そして「まるで夫婦みたい」と、鉄平とリナの“良からぬ噂”を朝子に告げる、食堂の料理人・虎次郎(前原瑞樹/32)の声があった。