■目黒蓮の出演の内定――仲間との“被り”も

「日曜劇場」には日本を代表するような一流俳優、人気俳優が集結することが多く、ドラマに出る俳優たちが最も目指す枠だとも言われている。

 現在放送中の『海に眠るダイヤモンド』では神木以外にも、斎藤工(43)、杉咲花(27)、土屋太鳳(29)、宮本信子(79)など一流どころがずらり。25年1月期には、人気俳優の松坂桃李(36)主演の『御上先生』が控えている。

 SixTONESのメンバーでは、京本大我(30)が福山雅治(55)主演の『ラストマン―全盲の捜査官―』(23年4月期)、田中樹(29)が綾野剛(42)主演の『オールドルーキー』(22年7月期)にゲスト出演したこともある。

 制作会社関係者は言う。

「『日曜劇場』は今の地上波のドラマでは、圧倒的なクオリティを誇るドラマ枠ですよね。今後も、阿部寛さん(60)や永野芽郁さん(25)の出演が予定されていると言われています。

 また、SixTONESと同時デビューをした仲間でもあるSnow Man目黒蓮さん(27)も2025年10月期に、妻夫木聡さん(43)主演の『日曜劇場』の作品に内定しているとも聞こえてきていますし、木村拓哉さん(52)が主演数最多記録(7本)を持っているように、以前から旧ジャニーズのタレントが出演することが多い枠でもありますよね」

 同じ事務所のタレントとの裏被りする可能性が高いことに加えて、SixTONESの場合はさらにジェシー(28)の交際相手の存在も指摘されている。

「ジェシーさんは、今年7月に綾瀬はるかさん(39)との、結婚も視野に入れた真剣交際が明らかとなっていますよね。

 綾瀬さんは言わずと知れた超一流の俳優ですし、『日曜劇場』では大沢たかおさん(56)主演の『JIN-仁-』(09年10月期)でヒロイン、『天国と地獄〜サイコな2人〜』(21年1月期)では主演を務めている実績もある。今後、綾瀬さん主演の新作ドラマが作られる可能性は十分にあり、そうなると恋人同士の“被り”となりますよね」(前同)

 SixTONESは今後、STARTO社の仲間や、ジェシーの恋人である綾瀬が出演する可能性の高い枠の裏で冠バラエティ番組をやっていくことになりそうなのだ。

 そんな「日曜劇場」はSixTONESメンバーにとっても特別なドラマ枠のようだ。2月10日放送の『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)では、リスナーからの「もし6人が主演のドラマを撮影するとしたら」という質問に、森本慎太郎(27)と京本が「“日劇”(日曜劇場枠)みたいなやつがいいよね。『半沢直樹』みたいな」と話したり、同ラジオで“6人全員が出演する日曜劇場”を妄想し、トークを弾ませたこともあった。

「俳優業が好きで、『日曜劇場』にも憧れがあるSixTONESが、同枠の作品に出られないこと、そして仲間との裏被りも承知のうえで、冠番組レギュラーのオファーを引き受けることになりますよね。6人はとても強い覚悟を持って、オファーに応じることになるのではないでしょうか」(同)

 松村は松本若菜(40)主演の『西園寺さんは家事をしない』(TBS系/7月期)の演技が評価されて『ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞』を受賞。主人公の橘安子(上白石萌音/26)の夫・雉眞稔を熱演したNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(21年11月~22年4月)の再放送も話題沸騰で、俳優としてあらためて大きな注目を集めている。

 ジェシーは現在放送中の趣里(34)主演の『モンスター』(フジテレビ系、月曜夜10時~)で若手弁護士役を好演しており、「森本さんは25年1月期のフジテレビのドラマに出演予定」(同局系)と、メンバーが俳優として実績を積み重ねているSixTONES。

 彼らが「日曜劇場」で輝けないとなると寂しい気はするが――来春以降、毎週日曜日夜は、グループ初の冠バラエティ番組で全力を尽くしていくことになりそうだ。