KinKi Kids堂本光一(44)が3月6日放送のラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)で、4月から5月にかけて東京・帝国劇場で『Endless SHOCK』とスピンオフ作品『Endless SHOCK-Eternal-』を2作同時上演することを決意した思いをあらためて明らかにした。

 この日の放送ではリスナーからの「先日、『Endless SHOCK』制作発表の会見が行なわれましたね。本編とスピンオフの『-Eternal-』の同時上演ということで驚きました。メンバーも昨年と変わっていることもあり、稽古が大変だと思うのですが、光一さんはどのように同時上演を決めたのでしょうか?」というメッセージを紹介。

 光一は1月16日に製作発表会見を行ない、『SHOCK』上演24年目にして初めて本編とスピンオフ作品の2作同時上演が決定したことについて「トライしたかった自分がいた」とコメント。通算2000回公演は2024年に帝国劇場で達成する見込みであることも明らかになった。

 2公演ある日は昼に本編、夜にスピンオフ版を、1公演の日は本編を上演するという。

※画像は『Endless SHOCK』の公式インスタグラム『@endlessshock_official』より

■「どっちも合わせて『SHOCK』だよ」と2作同時上演への想いを告白

 リスナーからのメッセージを受け、光一は「『-Eternal-』をコロナ禍に対応した作品として、もともとはつくったんですけど。でも、そこから少しずつガイドラインとかも変わってくる中、『-Eternal-』自体も変更を加えて、やれることを増やしていった形」とコメント。

 そして、「コロナ禍でもやれるのが『-Eternal-』ではあるんですけど。自分としては“コロナ禍だから”みたいなところに収まらない作品をちゃんとつくっていきたかったっていうのもあったんですね」と続けた。

 そういった意味でも「『Endless SHOCK』っていう作品自体は、スピンオフではありますけど『-Eternal-』まで見てすべてが完結する、というような自分の中で気持ちがあるんですよね」と説明した。

 さらに光一は「できることなら両方見ていただいて、まだスピンオフを見たことがないっていう方にはスピンオフを見ていただきたいし。もちろん本編を初めて見るっていう方も毎年いらっしゃるので、そういった方にはまずは本編見ていただきたいし。そういった思いですね」と吐露。

 また、「コロナ禍が終われば『-Eternal-』は終了――みたいな考え方にするのは……ちょっと違うかなぁっていうね。“どっちも合わせて『SHOCK』だよ”っていうような気持ちで自分の中ではいます」と考えを明らかに。

 最後には「“どうやってチケットとんねん”って話になるかもしれませんけど、できることなら両方見ていただけるのが一番楽しめるかなと思います」と、チケットを買いたくても買えないファンの心情にも配慮しつつ語った。