■「実は今回、ほぼうつになった」

 YouTubeでは、6歳から続けているというピアノの腕前を披露し、視聴者を魅了している。太鼓の達人とピアノでは、どちらの練習時間が長かったのだろうか。

「どっちなんだろうなぁ……。答えるのは難しいけど、年月で言うと長いのはピアノです。実は学生時代、クラスではインキャなほうで、放送部でアニメソングをかけていたくらいのヲタで、女性にモテるタイプではなかったんです。だから青春のすべてを音ゲーに捧げました。『太鼓の達人』は、放課後ずっとゲームセンターに入り浸り、年齢確認をされるまでプレイしていましたね」

 と、学生時代はモテなかったとカミングアウトしたよみぃ。しかし、この番組出演をきっかけにさらに多くの女性ファンが増えたのではないだろうか。

「確かに、テレビに出たら女性のファンが増えるかな、とは思っていました。それで、実際放送が終わりXを開いたら、《応援してます!》と、二次元の美少女がずらりと……。しかし、よく見たら、アニメの美女をアイコンにした男性ファンからの応援コメントばかりでした(笑)。

 そういえば以前、別の動画でプレイ中に暑くなり上着を脱いだとき、“オレ以外の男に裸見せるな!”と、男性のガチ恋ファンからコメントが来たこともありましたね」

 そんな、男性人気が高いというよみぃだが、『THE神業チャレンジ』では今回で3度目の優勝。勝利を手にした時、どのような気持ちだったのか。

「実は今回、ほぼうつになったんです。これまでも、芸能人の大会なのに“音ゲーマー”という立ち位置で出場させてもらっているので、“絶対に勝つ以外の選択肢はないな”というメンタルでやってきていました。

 そして今回は、“もし優勝できなかったら太鼓の達人をやめる”くらいの決意で練習していたら、うつ直前までいってしまったんです。そんな背景もあったので、優勝した時は、嬉しくてテレビ収録中に泣いてしまいましたね」

 何時間にも及ぶ練習や本番当日の様子などは、よみぃのYouTubeチャンネルに投稿されている。気になる方はチェックしてみてもいいのかも。

取材・文/白川ちひろ
キャバ嬢時代に書いていたブログがランキング上位となり、某出版社からのスカウトでライターデビュー。これまで多数のタレントのインタビュー記事を手がけ、そのほとんどがYahooトップ・ランキング入りを果たす。グラビアアイドル好きを自称し、推しのチェキ会やイベントには必ず参戦する。イチオシのグラドルは橋本梨菜、青山ひかる、奥村梨穂、豊田えま。