■声が出なくなったら「芸人引退」宣言
さんまについては、7月20日と21日に放送された『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)でも「声が出ていない」と多くの視聴者から指摘があった。
さんまにとって5年ぶりの出演となった『27時間テレビ』内では『さんまのお笑い向上委員会』が放送され、霜降り明星・粗品(31)が「なんかさんまが……」とさんまを呼び捨てにし、これにさんまが応戦する場面もあったが、《声カッスカス》《声が枯れすぎて聞こえない》などの意見も寄せられた。
さんまはラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)でこの日のことを振り返り、運転しながら松山千春(69)の『大空と大地の中で』を歌っていたところ、いきなり声がかすれたと話し、自身も「おかしいな」と思いつつも、声が出にくい状態で番組に臨み、後輩芸人から心配されたと明かしている。
また、7月23日に収録した『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)でもほとんど声が出なかったといい、オンエア時にはさんまの発言にテロップが入るという番組史上初の構成となり、Xには心配する声が多数上がった。
『さんま御殿』での声の不調については「2週間くらい前から寝るときに冷房をつけていた」と説明し、冷房を止めてからは声の調子が落ち着いたとも話した。
さらに12月1日放送の『誰も知らない明石家さんま』(日本テレビ系)でVTR用のインタビューに応じたさんまだったが、ここでも声が出しづらそうな状態で、「この日は何十年に一度の声ガスガスの日だったが、インタビューを決行」とナレーションが入り、さんまが喉スプレーを使用するような場面もあった。
「12月19日配信の『NEWSポストセブン』では、さんまさんの喉の調子について直撃取材をしていますが、現在の状態は“普通”だと話し、20年前から不調になることがあり、声の寿命がくるとも示唆していました。
自身で喉のケアはしてはおらず、もし声が出なくなったら芸人を辞める、引退するとも赤裸々に語っていましたね。
“お笑い怪獣”として後輩芸人からは恐れられ、何事も笑いにして視聴者を楽しませてくれているさんまさんですが、その“笑い”にすべてを捧げる生き様は壮絶でもありますよね。そして声の不調は、冗談ではなく、しゃべりすぎが原因の1つだとも言われていますね」(前出の芸能プロ関係者)